PROBLEM
プレゼン品質を上げる後処理ソフト ─ パース完成後の仕上げ工程
レンダリング後のパース仕上げ・色調補正・人物配置・空気感調整に使う後処理ソフトと推奨ワークフローを編集部視点で解説。
この課題で多い質問
- レンダリングしただけのパースが「素人くさい」のはなぜ?
- 後処理にどれくらい時間をかけるべき?
- Photoshop と Lightroom の使い分けは?
- 動画パースの後処理は何で?
編集部の答え(要約)
レンダリング素材は**「素材」であって「完成パース」ではない**。人物・植栽の合成、空気感・色温度調整、レンズ効果の付与で初めて「魅せるパース」になります。プロはレンダリング:後処理 = 7:3 〜 5:5 で時間配分するのが一般的。
推奨後処理ソフト
Photoshop ─ 静止画パースの仕上げ標準
業界標準。人物・植栽合成、色調補正、空気感調整、レンズフレアまで一通り完結。レンダラーから別レイヤー出力(マテリアルID、深度、AO)を活用するとさらに自由度が上がる。
After Effects ─ 動画パースの後処理
カラーグレーディング・カメラ手ブレ・空気感・パーティクル追加。建築動画の品質は AE での仕上げで大きく変わる。
後処理の典型工程
- 基本補正: 露出・コントラスト・ホワイトバランス
- 空気感: 遠景の青み・霞・大気遠近
- 人物・植栽合成: 切り抜き素材を自然に配置
- レンズ効果: 軽いビネット・色収差・グレアで実写感
- 最終調整: シャープネス・ノイズで「写真らしさ」
まとめ
レンダリングがどれだけ高品質でも、後処理を飛ばすと「3DCG感」が抜けないのが現実です。Photoshop / After Effects の基本操作は建築CGに関わる人の必須スキルと考えて投資しておくと、品質の天井が上がります。
DB · Architecture Software