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Recraft

★★★★☆ 3.9 無料プランあり 日本語部分対応
使いやすさ 4.0
機能 3.9
サポート 3.7
コスパ 4.1
評価の詳細

Recraftは、ブランド向けベクター画像・イラスト・アイコン生成に強みを持つAIクリエイティブツールです。

ベクター形式での出力やブランドコンシステンシー機能により、グラフィックデザイン・ロゴ制作・マーケティング用素材の制作で活用できます。

Recraftとは

項目内容
サービス名Recraft
提供元Recraft Inc.
カテゴリAI建築 / AIベクター画像・イラスト・アイコン生成
主な機能ベクター画像生成、ブランドコンシステンシー、イラスト・アイコン生成
動作環境Web(ブラウザ)、iOS / Android アプリ
料金Free(無料クレジットに上限あり)、Basic $10(年)/$12(月)、Pro $16〜(年)/$20〜(月)、Teams $18〜/席(年)/$22〜/席(月)(2026年9月現在)
公式サイトrecraft.ai

Recraftは、Recraft Inc.が提供するAIクリエイティブツールです。主流の画像生成AIの多くがラスター画像(PNG/JPG)を出力するのに対し、Recraftはベクター形式(SVG等)での出力に強みを持つ点が最大の差別化要素となっています。

ロゴ・アイコン・イラスト・マーケティング素材など、ブランディングや販促に関連する制作物で特に活用されています。ブランドコンシステンシー機能により、同一ブランドの複数素材を一貫したスタイルで量産できる点が、プロの制作現場で支持される理由です。

料金プラン・ライセンス形態

Recraftは4段階のプラン構成で、個人〜チームまで幅広くカバーします(2026年9月現在)。有料プランで商用利用権が付与される設計です。

プラン料金含まれるもの
Free0円無料クレジット(上限あり)、非商用
Basic$10/月(年払)/$12/月個人利用、商用利用権付与
Pro$16/月〜(年払)/$20/月〜動画生成、画像の優先生成、クレジット量を選べる
Teams$18/席/月〜(年払)/$22/席/月〜チーム共有、管理機能

Basic年払い$10/月で商用利用権が付くため、個人デザイナーにとって導入しやすい価格です。Teamsは1席$18/月(年払い)からの席単位課金で、フリーランス集団や少数精鋭スタジオに適しています。

動作環境・システム要件

RecraftはWebブラウザベースで動作します(2026年9月現在)。iOS・Android向けの公式アプリもあります。

項目推奨環境
OSWindows / macOS / Linux(ブラウザ動作)
ブラウザChrome / Edge / Safari 最新版
メモリ8GB以上推奨
GPU不要(クラウド処理)
ネットワーク安定した光回線相当の接続

クラウド処理のため端末スペックは軽めで済みます。ベクター出力(SVG)はIllustratorやInkscape等のベクター編集ソフトに取り込んで後工程で調整する運用が一般的で、既存のグラフィックデザインツールとの併用が実務で推奨されます。

Recraftの4つの特徴

1. ベクター画像生成への特化

多くの画像生成AIがラスター画像(PNG/JPG)を出力するのに対し、Recraftはベクター形式(SVG)での出力に強みを持ちます。ロゴ・アイコン・インフォグラフィックス等、拡大縮小を頻繁に行う用途では、ベクター形式であることが実務的に大きな利点となります。編集性の高さ・ファイルサイズの小ささ・印刷時の鮮明さなど、ラスターにはない特性を活かせます。

2. ブランドコンシステンシー機能

同一ブランドの複数素材を一貫したスタイルで量産できる機能は、プロのブランディング業務で非常に重要な要素です。ロゴ・キャラクター・イラスト・アイコンを「同じ世界観」で作り続けられる設計は、マーケティング素材の制作現場で支持される核心要素となっています。

3. 低価格帯のエントリー

Basic年払い$10/月で商用利用権が付き、個人クリエイター・小規模スタジオの導入ハードルを大きく下げています。Teamsが1席$18/月(年払い)から使える点も、小規模チームには導入しやすい要素です。

4. グラフィックデザイン特化のUI

ロゴ・アイコン・イラスト・バナーなど、グラフィックデザイン特有の用途に最適化されたUIを提供しています。汎用画像生成AIでは追加指示が必要なベクタースタイルの選択や、ブランドカラーの適用などが、プリセット的に選択できる構造です。

Recraftを編集部が使ってみました

Recraftは、画像生成AIのなかでも「グラフィックデザイン特化」という明確な路線をとるサービスです。編集部がPERSCのブランディング素材検討で試用したところ、ベクター出力でそのままIllustratorに取り込めるフローは、ラスター画像から再トレースする手間を省ける体験でした。

コスト面では、Basic年払い$10/月から商用利用権付きで使えます。Teams(1席$18/月〜、年払い)の小規模チーム対応も、フリーランス集団にとって導入しやすい設計となります。同カテゴリのIdeogramが文字描画特化なのに対し、Recraftはベクター・ブランディング特化という別軸の強みを持っています。

制約としては、写実的な画像生成や建築パースといった用途では、mnml.aiやArchiVinci、Midjourney、FLUXといった他サービスに一歩譲る場面があります。ベクター特化の強みを活かせる用途が主軸の場合に真価を発揮する設計です。

ロゴ・アイコン・イラスト・ブランド素材等のグラフィックデザインに強みを求めるデザイナー、ベクター形式で編集性の高い素材を量産したいスタジオ、小規模チームでブランディング業務を効率化したい組織にとって、Recraftは戦略的に有用な選択肢です。

Recraftの良い点・気になる点(編集部のまとめ)

良い点

  • ベクター形式での出力が、ロゴ・アイコン・インフォグラフィックス制作で非常に実用的と高く評価されています。
  • ブランドコンシステンシー機能により、同一スタイルの複数素材を量産できる点がブランディング業務で支持されています。
  • Basic年払い$10/月(商用利用可)の低価格が、個人デザイナーから強く支持されています。
  • ラスター画像からの再トレース工程から解放され、作業時間が短縮されたとの声があります。

気になる点

  • 写実的な画像生成や建築パースでは、他の画像生成AIに一歩譲る場面があるとの指摘があります。
  • ベクター特化のため、フォトリアルな用途との使い分けが必要との意見があります。
  • 日本語UIやサポートは限定的との声があります。

まとめ

Recraftは、Recraft Inc.が提供するベクター画像・イラスト・アイコン生成に特化したAIクリエイティブツールです。Free〜Teamsの4段階のプラン構成で、商用利用権付きのBasic年払い$10/月から導入できます。

ベクター特化・ブランドコンシステンシー機能・低価格エントリーという独自の組み合わせにより、ロゴ・アイコン・イラスト等のグラフィックデザイン業務で、戦略的に有用な選択肢として機能しています。

編集部評価の詳細

Recraftは、公式の情報と編集部が使ってみた体験をもとに4軸で評価しました。

使いやすさ

使い始めやすさ・分かりやすさ

4.0 / 5.0

機能

できることの幅・用途への合い方

3.9 / 5.0

サポート

問い合わせ先・情報の多さ

3.7 / 5.0

コスパ

価格と中身の釣り合い

4.1 / 5.0

評価基準の全体像は 評価について をご覧ください。