Visoidは、SketchUp・Archicad・Revit等の3Dモデルから直接レンダリングできるAIサービスです。
主要BIM/CGソフトとのアドオン連携に対応し、API提供も用意されており、既存の建築ワークフロー統合で活用できます。
ノルウェーのVisoid ASが提供しています。
Visoidとは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Visoid |
| 提供元 | Visoid AS(ノルウェー) |
| カテゴリ | AI建築 / 建築レンダリング生成AI |
| 主な機能 | SketchUp/Archicad/Revitのアドオンによる3Dモデル連携、画像・3Dモデルのアップロード、API提供 |
| 動作環境 | Web(ブラウザ) |
| 料金 | Free(1k・透かしあり)/Pro $29/月(年払$15/月、500クレジット/月・2k)/Premium $79/月(年払$39/月、2,000クレジット/月・4k)/Team 年払$177/月(3席)/Enterprise要問い合わせ(2026年9月現在) |
| 公式サイト | visoid.com |
Visoidは、ノルウェーの Visoid ASが提供するAI建築レンダリングプラットフォームです。最大の特徴は、SketchUp・Archicad・Revitのアドオンによる3Dモデル連携に対応している点で、モデルエクスポート〜変換の手間なしにレンダリング工程へ繋げられます。
API提供もあり、社内ワークフローに組み込んで自動化する運用も可能です。無料のFreeプランから始められる手軽さと、年払い設定による実質コスト圧縮の両立が、実務導入の後押し要素となっています。
料金プラン・ライセンス形態
Visoidは5段階プラン構成で、Free〜Enterprise(要問い合わせ)までカバーします(2026年9月現在)。年払いで実質単価を下げる設計が特徴的です。
| プラン | 料金 | 含まれるもの |
|---|---|---|
| Free | $0 | 1k解像度、透かしあり |
| Pro | $29/月(年払$15/月) | 500クレジット/月、2k解像度、動画書き出し、透かしなし |
| Premium | $79/月(年払$39/月) | 2,000クレジット/月、4k解像度、動画書き出し、3D suite |
| Team | 年払$177/月(3席) | Premiumの全機能、複数席、チームでのプロジェクト共有、共有クレジット6,000/月 |
| Enterprise | 要問い合わせ | 10ユーザー超のチーム向け、SSO、一括請求、カスタムAIモデル |
無料のFreeプランで、実務前の実力検証ができます。Pro年払い$15/月は低価格帯で、実質的な導入コストの低さが光ります。Premium年払い$39/月は4k解像度と3D suite対応で、本格運用への上位選択肢として機能します。
動作環境・システム要件
VisoidはWebブラウザベースで動作します(2026年9月現在)。
| 項目 | 推奨環境 |
|---|---|
| OS | Windows / macOS / Linux(ブラウザ動作) |
| ブラウザ | Chrome / Edge / Safari 最新版 |
| 連携ソフト | SketchUp / Archicad / Revit(アドオン) |
| メモリ | 8GB以上推奨(連携ホスト側はワークステーション推奨) |
| ネットワーク | 安定した光回線相当の接続 |
連携ホストとなるSketchUp/Revit/Archicad等は、各ソフトの推奨スペックを満たす必要があります。BIMモデルの大きさ次第ではワークステーションクラスの端末が実務で推奨されます。
Visoidの4つの特徴
1. 主要BIM/CGソフトとのアドオン連携
SketchUp・Archicad・Revitのアドオンで、3Dモデルを直接読み込めます。アドオンのないソフトを使う場合も、画像や3DモデルをアップロードしてVisoid単体で利用できます。
2. API提供による自動化対応
API提供により、社内ワークフローへのレンダリング自動化組み込みが可能です。バッチ処理や既存の業務システムとの連携など、大規模運用ニーズに応えられる設計で、組織導入でのシステムインテグレーション余地が大きい点が差別化要素となります。
3. 年払いで実質コスト圧縮
Pro年払い$15/月、Premium年払い$39/月という実質価格設定は、同カテゴリのAIレンダリングツールのなかでも低価格帯に位置します。継続利用を前提とする企業にとって、公式の表示で月払いより50%お得になり、長期運用でのコスト優位を確保できます。
4. 4k解像度と3D suite
Premiumプランで4k解像度出力と3D suiteに対応しており、高解像度プレゼン用途に応えます。大判プレゼンボード・施工用イメージ・印刷物など、解像度要求の高い用途にも対応可能です。
Visoidを編集部が使ってみました
Visoidは、BIM/CGソフト連携の豊富さとコストパフォーマンスを両立したAI建築レンダリングサービスです。編集部がPERSCのArchicadプロジェクト検討で試用した際、Archicadからモデルを直接読み込んでレンダリングに進めるシームレス感は、エクスポート工程に慣れた従来ワークフローに対する明確な時短効果を感じさせました。
コスト面では、Proは年払いで実質$15/月となり、4k対応の上位プランも用意されています。無料のFreeプランもあり、試用〜本格導入までの導線がスムーズに設計されています。
制約としては、画像生成品質そのものではmnml.aiのArchDiffusionエンジンやArchiVinciの建築特化レンダリングに一歩譲る場面があります。ノルウェー発でEU規制対応は厚いものの、日本語UIやサポートは限定的で、英語運用前提となる点に注意が必要です。
主要BIM/CGソフトを複数運用する設計事務所、年払いでコストを抑えたい長期運用チーム、APIによる社内ワークフロー自動化を検討する企業にとって、Visoidは検討する価値のあるAI建築レンダリングサービスです。
Visoidの良い点・気になる点(編集部のまとめ)
良い点
- 主要BIM/CGソフトとの直接連携が、既存ワークフロー統合の観点で高く評価されています。
- Pro年払い$15/月の実質単価が、コスト重視のチームから支持されています。
- API提供による自動化対応が、組織導入でのシステム連携可能性として好評です。
- 他のAIレンダリングツールとの比較検討の末、VisoidのBIM連携の広さが決め手になったとの声があります。
気になる点
- 画像品質ではmnml.aiやArchiVinci等の建築特化エンジンに一歩譲る場面があるとの指摘があります。
- 日本語UIやサポートは限定的で、英語運用前提となる点に慣れが必要との意見があります。
- 月払いでは他サービスと価格差が縮まるため、年払い契約が前提となりやすいとの声があります。
まとめ
Visoidは、ノルウェーVisoid ASが提供するAI建築レンダリングプラットフォームです。SketchUp・Archicad・Revitのアドオンに対応し、Free〜Enterpriseの幅広いプランとAPI提供を備えます。
主要BIM/CGソフトとの広範な連携と年払いによる実質コスト優位により、既存ワークフロー統合を重視する建築設計事務所・CGスタジオにとって、有力な選択肢となっています。