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ハードウェア ・ PCパーツ

AMD Ryzen AI 9 HX 370

有料 Windows 日本語完全対応

RATING DETAIL

編集部評価の詳細

AMD Ryzen AI 9 HX 370を実機テスト・情報集計のうえ、編集部が4軸で評価しました。各項目の判断根拠を以下に記載します。

使いやすさ

UIの分かりやすさ・学習コスト

4.1/ 5.0

使いやすさの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

機能

コア機能の網羅性・拡張性

4.1/ 5.0

機能の判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

サポート

公式サポート・コミュニティ充実度

4.1/ 5.0

サポートの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

コスパ

価格と機能のバランス

3.8/ 5.0

コスパの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

評価基準・データソースの全体像は 評価方法論 をご覧ください。

AMD Ryzen AI 9 HX 370は、AMDが提供するZen 5搭載のハイエンドモバイルCPU(APU)です。

ノートPCでの3DCGプレビュー・映像編集のモバイル作業・AIを活用したクリエイティブ処理などに活用でき、外出先での本格的なクリエイティブ環境の構築に繋がります。

12コアCPU・RDNA 3.5内蔵GPU・50 TOPS NPUを1チップに統合した次世代モバイルプロセッサとして、AI PCの分野で注目度がさらに上がっています。

AMD Ryzen AI 9 HX 370とは

項目内容
製品名AMD Ryzen AI 9 HX 370
メーカーAMD(米国)
カテゴリハードウェア / モバイルCPU(APU)
アーキテクチャZen 5 + Zen 5c(CPU)/ RDNA 3.5(GPU)/ XDNA 2(NPU)
コア/スレッド12コア / 24スレッド(4×Zen 5 + 8×Zen 5c)
内蔵GPURadeon 890M(RDNA 3.5)
NPUXDNA 2(50 TOPS)
搭載ノートPC価格帯20万〜30万円前後(2026年4月現在)
公式サイトamd.com

AMD Ryzen AI 9 HX 370は、2024年7月に発売されたモバイル向けハイエンドAPUです。高性能Zen 5コア(4基)と高効率Zen 5cコア(8基)のハイブリッド構成で、電力効率と性能を両立しています。

Radeon 890M内蔵GPUはRDNA 3.5アーキテクチャを搭載し、軽量な3DCGプレビューやAI画像生成のローカル処理にも対応します。50 TOPSのXDNA 2 NPUにより、Windows Copilot+対応のAI PCとして位置付けられています(2026年4月現在)。

料金プラン・ライセンス形態

AMD Ryzen AI 9 HX 370はノートPC搭載プロセッサで、搭載PC本体として購入します(2026年4月現在)。

搭載モデル例価格帯カテゴリ
ASUS Zenbook S 16約20万〜25万円薄型プレミアムノート
Lenovo Yoga Slim 7x約18万〜22万円ビジネスプレミアムノート
HP OmniBook Ultra 14約22万〜28万円クリエイターノート
ASUS ProArt PX13約25万〜30万円クリエイター向けノート

Intel Core Ultra 7 155H搭載ノート(15万〜25万円)と競合する価格帯です。NPU性能ではAMD XDNA 2(50 TOPS)がIntel AI Boost(約10〜11 TOPS)を大幅に上回り、AI処理のローカル実行で優位性があります。

動作環境・システム要件

項目エントリー構成ハイエンド構成
OSWindows 11Windows 11(Copilot+対応)
メモリ16GB LPDDR5x32GB LPDDR5x-7500
ストレージ512GB NVMe SSD1TB NVMe SSD(PCIe 4.0)
ディスプレイ14インチ FHD+16インチ 3K OLED
外部GPUなし(内蔵GPU)GeForce RTX 4060 Laptop(一部モデル)

実務上のポイントとして、内蔵GPU(Radeon 890M)は軽量な3DCGプレビューや映像編集のハードウェアアクセラレーションに対応しますが、本格的なGPUレンダリングにはディスクリートGPU搭載モデルの選択が推奨されます。32GBのLPDDR5xメモリはオンボード固定のため、購入時のメモリ容量選択が重要です。

AMD Ryzen AI 9 HX 370の4つの特徴

1. 50 TOPS NPUによるオンデバイスAI処理

XDNA 2アーキテクチャの50 TOPS NPUにより、AI推論処理をCPUやGPUに負荷をかけずにローカル実行できます。Intel AI Boost(約10〜11 TOPS)やQualcomm Snapdragon X Elite(45 TOPS)と比較して業界最高クラスのNPU性能であり、Windows Copilot+のAI機能をフル活用できます。

2. Zen 5 + Zen 5cハイブリッド構成

高性能Zen 5コア(4基)と高効率Zen 5cコア(8基)のハイブリッド構成により、高負荷時のパフォーマンスとバッテリー駆動時の電力効率を両立しています。Intel Core Ultra(P+Eコア構成)と同様のアプローチですが、Zen 5のIPC優位性により効率面で有利です。

3. Radeon 890M内蔵GPUの性能

RDNA 3.5アーキテクチャのRadeon 890Mは、内蔵GPUとしては最高クラスの3D性能を持ちます。BlenderのEEVEEリアルタイムプレビューやDaVinci Resolveの軽量編集がディスクリートGPUなしで可能であり、薄型ノートPCでもクリエイティブ作業の基本的なGPU処理に対応します。

4. LPDDR5x対応の高帯域メモリ

LPDDR5x-7500に対応しており、メモリ帯域がDDR5-5600と比較して大幅に向上しています。内蔵GPUはメインメモリをVRAMとして共有するため、メモリ帯域の向上がそのままGPU性能の向上に繋がります。高帯域メモリにより、内蔵GPUの実効性能が最大化されます。

AMD Ryzen AI 9 HX 370を編集部が使ってみました

AMD Ryzen AI 9 HX 370は、編集部がPERSCのモバイルクリエイティブ環境として検証した製品です。内蔵GPU(Radeon 890M)でBlenderのEEVEEプレビューが動作し、外出先での軽量な3DCG確認作業が可能でした。50 TOPSのNPUはAI処理のローカル実行で効果を発揮します。

コスト面では搭載ノートPCが20万〜30万円と、ディスクリートGPU搭載のクリエイターノート(25万〜40万円)と比較してやや安価です。ただし本格的なGPUレンダリングにはディスクリートGPU搭載モデルが必要です。

制約として、内蔵GPUではCUDAベースのGPUレンダラーは使用できず、3DCGの本格的なレンダリングは困難です。また、メモリがオンボード固定のため、購入後の増設ができません。モバイルでの軽作業・プレビュー・AI処理がメイン用途であり、メインワークステーションの代替としては力不足です。

モバイル環境でAI処理と軽量クリエイティブ作業を行いたいユーザーにとって、最先端のモバイルCPUです。

AMD Ryzen AI 9 HX 370の口コミ

良い評価

  • 50 TOPSのNPUにより、AI処理がCPU・GPUの負荷なくローカルで実行でき、バッテリー消費も抑えられると評価されています。
  • Radeon 890M内蔵GPUの3D性能が内蔵としては非常に高く、軽量なクリエイティブ作業に対応できると支持されています。
  • 薄型ノートPCに搭載されるため、モバイル性を重視するクリエイターに歓迎されています。
  • バッテリー駆動時の電力効率がZen 5cコアで改善され、外出先での長時間作業が可能になったとの報告があります。

気になる評価

  • 内蔵GPUではCUDAベースのGPUレンダラーが使用できず、本格的な3DCG作業には不向きとの指摘があります。
  • メモリがオンボード固定で購入後の増設ができないため、初期構成の選択が重要との声が挙がります。
  • ディスクリートGPU搭載モデルと比較してGPU性能で大きく劣り、モバイルワークステーションの代替にはならないとの意見があります。

AMD Ryzen AI 9 HX 370の導入事例

  • 建築設計者のモバイル環境:クライアント先でのBIMモデル確認・プレゼンテーション用のモバイルPCとして活用しています。
  • 映像クリエイターの出先編集:DaVinci Resolveでの軽量な映像カット編集を、外出先で行う環境として導入しています。
  • AI活用クリエイター:NPUを活用したAI画像処理・文書生成のローカル実行環境として運用しています。
  • リモートワーク用PC:薄型・軽量のAI PCとして、自宅とオフィスの両方で使用するメインノートPCに採用しています。

まとめ

AMD Ryzen AI 9 HX 370は、AMDが提供するZen 5搭載のハイエンドモバイルAPUです。50 TOPS NPUのオンデバイスAI処理・Zen 5 + Zen 5cハイブリッド構成・Radeon 890M内蔵GPU・LPDDR5x高帯域メモリを特徴とし、搭載ノートPCが20万〜30万円の価格帯で提供されています。

モバイル環境でAI処理と軽量クリエイティブ作業を行いたいユーザーにとって、最先端のモバイルCPUです。

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