使いやすさ
UIの分かりやすさ・学習コスト
4.1/ 5.0
使いやすさの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。
編集部レビュー作成中AMD Ryzen AI 9 HX 370は、AMDが提供するZen 5搭載のハイエンドモバイルCPU(APU)です。
ノートPCでの3DCGプレビュー・映像編集のモバイル作業・AIを活用したクリエイティブ処理などに活用でき、外出先での本格的なクリエイティブ環境の構築に繋がります。
12コアCPU・RDNA 3.5内蔵GPU・50 TOPS NPUを1チップに統合した次世代モバイルプロセッサとして、AI PCの分野で注目度がさらに上がっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | AMD Ryzen AI 9 HX 370 |
| メーカー | AMD(米国) |
| カテゴリ | ハードウェア / モバイルCPU(APU) |
| アーキテクチャ | Zen 5 + Zen 5c(CPU)/ RDNA 3.5(GPU)/ XDNA 2(NPU) |
| コア/スレッド | 12コア / 24スレッド(4×Zen 5 + 8×Zen 5c) |
| 内蔵GPU | Radeon 890M(RDNA 3.5) |
| NPU | XDNA 2(50 TOPS) |
| 搭載ノートPC価格帯 | 20万〜30万円前後(2026年4月現在) |
| 公式サイト | amd.com |
AMD Ryzen AI 9 HX 370は、2024年7月に発売されたモバイル向けハイエンドAPUです。高性能Zen 5コア(4基)と高効率Zen 5cコア(8基)のハイブリッド構成で、電力効率と性能を両立しています。
Radeon 890M内蔵GPUはRDNA 3.5アーキテクチャを搭載し、軽量な3DCGプレビューやAI画像生成のローカル処理にも対応します。50 TOPSのXDNA 2 NPUにより、Windows Copilot+対応のAI PCとして位置付けられています(2026年4月現在)。
AMD Ryzen AI 9 HX 370はノートPC搭載プロセッサで、搭載PC本体として購入します(2026年4月現在)。
| 搭載モデル例 | 価格帯 | カテゴリ |
|---|---|---|
| ASUS Zenbook S 16 | 約20万〜25万円 | 薄型プレミアムノート |
| Lenovo Yoga Slim 7x | 約18万〜22万円 | ビジネスプレミアムノート |
| HP OmniBook Ultra 14 | 約22万〜28万円 | クリエイターノート |
| ASUS ProArt PX13 | 約25万〜30万円 | クリエイター向けノート |
Intel Core Ultra 7 155H搭載ノート(15万〜25万円)と競合する価格帯です。NPU性能ではAMD XDNA 2(50 TOPS)がIntel AI Boost(約10〜11 TOPS)を大幅に上回り、AI処理のローカル実行で優位性があります。
| 項目 | エントリー構成 | ハイエンド構成 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 | Windows 11(Copilot+対応) |
| メモリ | 16GB LPDDR5x | 32GB LPDDR5x-7500 |
| ストレージ | 512GB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD(PCIe 4.0) |
| ディスプレイ | 14インチ FHD+ | 16インチ 3K OLED |
| 外部GPU | なし(内蔵GPU) | GeForce RTX 4060 Laptop(一部モデル) |
実務上のポイントとして、内蔵GPU(Radeon 890M)は軽量な3DCGプレビューや映像編集のハードウェアアクセラレーションに対応しますが、本格的なGPUレンダリングにはディスクリートGPU搭載モデルの選択が推奨されます。32GBのLPDDR5xメモリはオンボード固定のため、購入時のメモリ容量選択が重要です。
XDNA 2アーキテクチャの50 TOPS NPUにより、AI推論処理をCPUやGPUに負荷をかけずにローカル実行できます。Intel AI Boost(約10〜11 TOPS)やQualcomm Snapdragon X Elite(45 TOPS)と比較して業界最高クラスのNPU性能であり、Windows Copilot+のAI機能をフル活用できます。
高性能Zen 5コア(4基)と高効率Zen 5cコア(8基)のハイブリッド構成により、高負荷時のパフォーマンスとバッテリー駆動時の電力効率を両立しています。Intel Core Ultra(P+Eコア構成)と同様のアプローチですが、Zen 5のIPC優位性により効率面で有利です。
RDNA 3.5アーキテクチャのRadeon 890Mは、内蔵GPUとしては最高クラスの3D性能を持ちます。BlenderのEEVEEリアルタイムプレビューやDaVinci Resolveの軽量編集がディスクリートGPUなしで可能であり、薄型ノートPCでもクリエイティブ作業の基本的なGPU処理に対応します。
LPDDR5x-7500に対応しており、メモリ帯域がDDR5-5600と比較して大幅に向上しています。内蔵GPUはメインメモリをVRAMとして共有するため、メモリ帯域の向上がそのままGPU性能の向上に繋がります。高帯域メモリにより、内蔵GPUの実効性能が最大化されます。
AMD Ryzen AI 9 HX 370は、編集部がPERSCのモバイルクリエイティブ環境として検証した製品です。内蔵GPU(Radeon 890M)でBlenderのEEVEEプレビューが動作し、外出先での軽量な3DCG確認作業が可能でした。50 TOPSのNPUはAI処理のローカル実行で効果を発揮します。
コスト面では搭載ノートPCが20万〜30万円と、ディスクリートGPU搭載のクリエイターノート(25万〜40万円)と比較してやや安価です。ただし本格的なGPUレンダリングにはディスクリートGPU搭載モデルが必要です。
制約として、内蔵GPUではCUDAベースのGPUレンダラーは使用できず、3DCGの本格的なレンダリングは困難です。また、メモリがオンボード固定のため、購入後の増設ができません。モバイルでの軽作業・プレビュー・AI処理がメイン用途であり、メインワークステーションの代替としては力不足です。
モバイル環境でAI処理と軽量クリエイティブ作業を行いたいユーザーにとって、最先端のモバイルCPUです。
AMD Ryzen AI 9 HX 370は、AMDが提供するZen 5搭載のハイエンドモバイルAPUです。50 TOPS NPUのオンデバイスAI処理・Zen 5 + Zen 5cハイブリッド構成・Radeon 890M内蔵GPU・LPDDR5x高帯域メモリを特徴とし、搭載ノートPCが20万〜30万円の価格帯で提供されています。
モバイル環境でAI処理と軽量クリエイティブ作業を行いたいユーザーにとって、最先端のモバイルCPUです。
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