メインコンテンツへスキップ

CAD Japan.com スクール(大塚商会)

★★★☆☆ 3.3 有料
使いやすさ 3.4
機能 3.6
サポート 3.3
コスパ 3.2
評価の詳細

CAD Japan.com スクールは、株式会社大塚商会が法人向けに開いているCADの講習です。大塚商会はこの講習を「大塚商会 スクール(人材育成支援サービス)」と呼び、全サービスを法人限定で提供しています(2026年9月現在)。

AutoCAD/AutoCAD LT・Autodesk Revit・SOLIDWORKSなどのコースがあり、受講の形は来場型(スクール会場)・オンライン(ライブ型)・配信型(動画のeラーニング)・企業向けの4つです。AutoCAD/LT Stage1 作図編の受講料は、来場型とオンラインが37,000円(税別)/人、配信型が31,000円(税別)/人です。

CAD Japan.comは大塚商会が運営するCADの情報サイトで、製品情報や導入事例と並んで「スクール」のページがあります。CADソフトを販売・サポートしている会社の講習なので、ソフトの導入と社員研修を同じ会社に相談できます。

CAD Japan.com スクールとは

項目内容
サービス名CAD Japan.com スクール(大塚商会 スクール/人材育成支援サービス)
運営元株式会社大塚商会(日本)
カテゴリ学習 / オンライン講座(法人向けCADスクール)
受講できる人法人のみ(個人では申し込めない)
主なコースAutoCAD/AutoCAD LT、Autodesk Revit、SOLIDWORKS、Civil 3D・Navisworks・InfraWorksなどのBIM/CIM関連
受講形態来場型/オンライン(ライブ型)/配信型(動画)/企業向け
料金AutoCAD/LT Stage1 作図編 37,000円(税別)/人(配信型は31,000円(税別)/人)(2026年9月現在)
公式サイトcadjapan.com/school

公式サイトによると、大塚商会のスクールは2024年に延べ25,000名が受講しています。講師は各種CADメーカーのサポート認定者で、オートデスク認定インストラクター(AAI)やSOLIDWORKSの認定資格を持つ講師が在籍しています。大塚商会はオートデスク認定トレーニングセンター(ATC)であり、SOLIDWORKSの認定トレーニングセンターでもあります。

CADのほかに、Microsoft 365・情報セキュリティ・ヒューマンスキルなどのコースも、同じ人材育成支援サービスとして開かれています。

料金プラン・受講形態

受講料はコースごとに決まっており、1人あたりの税別価格で表示されています。定期開催研修(オンラインコース・動画配信コースを含む)は2026年7月受講分から価格が改定されており、下の表は改定後の価格です(2026年9月現在)。

プラン料金含まれるもの
AutoCAD/LT Stage1〜3(来場型・オンライン)各37,000円(税別)/人Stage1 作図編・Stage2 設定編・Stage3 活用編(各1日間)
AutoCAD/LT 速習/速習 フル61,000円/92,000円(税別)/人ATC認定教材でAutoCAD/LTの基本機能(フルは基礎〜応用)を学ぶ2日間/3日間のコース(来場型・オンライン)
AutoCAD 配信型スクール20,000円〜76,000円(税別)/人Stage1〜3(各7日間・31,000円)、Stage1・2/Stage1・2・3のセット(14日間・57,000円/76,000円)、実務に役立つAutoCADテクニック(7日間・20,000円)、AutoCAD 3D モデリング基礎(7日間・25,000円)
Autodesk Revit(来場型・オンライン)各49,000円(税別)/人建築基本操作・建築意匠設計・建築構造設計・ファミリ作成・土木基礎・土木応用(各1日間。土木の2コースは来場型のみ)
Revit 配信型スクール(Revit 2022)38,000円〜92,000円(税別)/人建築基本操作・建築意匠設計・ファミリ作成(各7日間・38,000円)、14日間のセット(70,000円/92,000円)
SOLIDWORKS182,000円(税別)/人(Stage1 基本操作編)Stage1 基本操作編(3日間・来場型/オンライン)。配信型のStage1 基本操作編(14日間)は108,000円、Stage2 アセンブリ編(2日間)は121,000円
セレクトパックAutoCAD/LT 102,000円(税別)/BIM/CIM 138,000円(税別)対象コースから3コースを割引価格で受講(通常価格はそれぞれ111,000円・147,000円)。同一会場で3カ月以内に受講
企業向けスクール問い合わせ企業単位で日程・カリキュラム・場所を調整(来場・訪問・オンライン・配信)

定期開催のコースは1名から申し込めますが、申し込めるのは法人だけです。オープン開催コースなどを申し込むと、予約確定後に大塚商会の営業担当から注文書が届きます。申し込みには大塚IDでのログインが必要です(登録は無料)。

セレクトパックは、1名で3コースを受けても、複数名で計3コースを受けても使えます。AutoCADのテレワーク対応オンラインコースと配信型コースは対象外です。

学習環境・対応デバイス

CAD Japan.com スクールは来場型・オンライン・配信型・企業向けの4つの受講形態があり、コースによって選べる形態が限られます(2026年9月現在)。

項目推奨環境
受講形式来場型(スクール会場)/オンライン(講師とつながるライブ型)/配信型(受講期間中は何度でも見られる動画のeラーニング)/企業向け(企業単位で来場・訪問・オンライン・配信)
対象ソフトAutoCAD / AutoCAD LT / Autodesk Revit / SOLIDWORKS / Civil 3D・Navisworks・InfraWorksなどBIM/CIM関連 / Twinmotion など
推奨デバイス来場型は会場のスクール用PCを使用。オンライン・配信型はCADをインストールしたWindows PCに加え、マルチディスプレイ・2台目のPC・タブレットのいずれか
必要環境オンライン・配信型はCADソフト(オンラインは指定バージョン)とインターネット回線を受講者側で用意。オンラインは申し込み後に接続テストあり
対象者法人(全サービスが法人限定)。全コースが「Windowsの基本操作ができる方」を前提
会場AutoCAD/LT StageコースとSOLIDWORKSの来場型は水道橋(東京)・名古屋・大阪・福岡で定期開催。Revitの建築系コースは水道橋・大阪

来場型は大塚商会が受講環境を用意するため、PCやCADソフトを持っていなくても受講できます。オンラインと配信型は会社や自宅で受講できる代わりに、機材と回線を受講者側で用意します。広島会場の定期開催研修は2025年12月で終了しており、近くに会場がない場合はオンラインか配信型を選ぶことになります。

CAD Japan.com スクールの4つの特徴

1. 大塚商会の販売・導入サポートと一体化

CAD Japan.comは大塚商会のCAD製品情報・導入事例・サポートの案内をまとめたサイトで、スクールもその一部です。Revitのページでは、教育に加えて導入・運用支援・保守・ファミリやテンプレートの受託開発まで支援すると案内しています。ライセンスの調達と社員研修を同じ会社に相談でき、受講後の操作の質問にはCADテレホンサポートサービスも用意されています。

2. AutoCAD・SOLIDWORKS・Revit等の主要CADを網羅

建設業向けにはAutoCAD・Revit・Civil 3D・Navisworks・InfraWorks・GLOOBE・Rebroなど、製造業向けにはSOLIDWORKS・CATIA V5・Autodesk Inventor・AutoCAD Mechanicalなどのコースがあります。公式サイトではCADスクールの講座数を150種類としています。講師は各種CADメーカーのサポート認定者で、ソフトのメーカーが認めたトレーニングセンターで学べます。

3. セレクトパック割引で複数コース受講に対応

AutoCAD/LT Stage1〜3と、Revit・Navisworks・InfraWorksの対象コースには、3コースをまとめて割引価格で受講できるセレクトパックがあります。AutoCAD/LTは102,000円(税別、通常111,000円)、BIM/CIMは138,000円(税別、通常147,000円)です。1名で3コースを受けても、3名で1コースずつ受けても使えるため、社員数名の研修にも組み込めます。

4. 段階別カリキュラムで体系的に習得

AutoCAD/LTはStage1 作図編・Stage2 設定編・Stage3 活用編、SOLIDWORKSはStage1 基本操作編・Stage2 アセンブリ編と、段階ごとにコースが分かれています。AutoCADのコース案内では、一連の基本操作を身につけるにはStage1とStage2の受講を勧めています。SOLIDWORKSのStageコースは大塚商会のオリジナルで、演習問題を多く解く構成です。

CAD Japan.com スクールについての編集部の見解

CAD Japan.com スクールは、大塚商会がCADの販売・サポートと並べて運営している法人向けの講習です。AutoCAD・Revit・SOLIDWORKSなどを段階別のコースで学べ、来場型・オンライン・配信型から受講の形を選べます。定期開催のコースは1人あたりの受講料が公開されているため、研修の予算を事前に見積もれます。

建築CG・3DCG学習者の観点では、AutoCAD・Revitなど建築CADのコースがそろっているため、図面の読み書きやBIMの操作を身につける場として使えます。Twinmotionで外観・内観パースを作る基本操作のコースもありますが、受講は問い合わせ制で、コース一覧にBlenderはありません。Blender中心の3DCG学習とは直接の重なりが少ないため、建築実務との接続を重視する場合の補完手段としての位置付けが現実的です。

制約としては、法人限定のサービスのため、個人では受講できません。フリーランスや個人で学びたい方は、個人で申し込めるスクールや動画講座を選ぶ必要があります。企業向けスクールの金額は問い合わせてから決まるため、一社研修を考える場合は見積もりを取る段階が入ります。

CAD導入と社員研修を一緒に進めたい企業や、AutoCAD・Revit・SOLIDWORKSなど複数のCADを段階的に社員へ教えたい人材育成担当者にとって、CAD Japan.com スクールは有力な選択肢のひとつです。

CAD Japan.com スクールの良い点・気になる点(編集部のまとめ)

良い点

  • 大塚商会のCAD販売・導入サポートと一体化しており、ソフト調達から研修までまとめて進められる点が評価されています。
  • AutoCAD・SOLIDWORKS・Revit・BIM/CIMなど主要CADを網羅した体系的カリキュラムが、企業研修ニーズに合致すると支持されています。
  • 段階別(Stage1・Stage2…)の構成で、社員の習熟度に応じた受講設計が組めると魅力の声があります。
  • セレクトパック割引で複数コース受講のコスト効率を高められる点が、人材育成担当者から評価されています。

気になる点

  • 法人向け限定サービスのため、個人受講ができない点が独学派・フリーランス層から指摘されています。
  • コース別の個別料金設定が多く、初期段階では問い合わせを経ないと総額が見えにくい場合があるとの意見があります。
  • Blenderのコースはないため、CG中心の学習ニーズには別のスクール選びが必要との声があります。

まとめ

CAD Japan.com スクールは、株式会社大塚商会が法人限定で開いているCADの講習です。AutoCAD/LT Stage1 作図編は来場型・オンラインで37,000円(税別)/人、配信型で31,000円(税別)/人、Revitの建築基本操作は49,000円(税別)/人で、SOLIDWORKS・BIM/CIM関連のコースもそろっています(2026年9月現在)。

大塚商会のCAD販売・導入サポートと同じ会社に相談できることと、3コースをまとめて割引で受けられるセレクトパックが特徴です。CAD導入と社員研修を同時に進めたい企業や、複数のCADを社員に段階的に教えたい人材育成担当者に向いています。

建築3DCGコース(Blender)のバナー。「Blenderで建築パースがつくれる」無料体験あり。

編集部評価の詳細

CAD Japan.com スクール(大塚商会)は、公式の情報をもとに編集部が4軸で評価しました。

使いやすさ

使い始めやすさ・分かりやすさ

3.4 / 5.0

機能

できることの幅・用途への合い方

3.6 / 5.0

サポート

問い合わせ先・情報の多さ

3.3 / 5.0

コスパ

価格と中身の釣り合い

3.2 / 5.0

評価基準の全体像は 評価について をご覧ください。

CAD Japan.com スクール(大塚商会)と比べる