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ハードウェア ・ プリンタ・複合機

Canon imagePROGRAF

有料 WindowsmacOS 日本語完全対応

RATING DETAIL

編集部評価の詳細

Canon imagePROGRAFを実機テスト・情報集計のうえ、編集部が4軸で評価しました。各項目の判断根拠を以下に記載します。

使いやすさ

UIの分かりやすさ・学習コスト

4.0/ 5.0

使いやすさの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

機能

コア機能の網羅性・拡張性

4.3/ 5.0

機能の判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

サポート

公式サポート・コミュニティ充実度

4.2/ 5.0

サポートの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

コスパ

価格と機能のバランス

3.9/ 5.0

コスパの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

評価基準・データソースの全体像は 評価方法論 をご覧ください。

Canon imagePROGRAFは、キヤノンが提供するCAD・グラフィック・写真用の大判インクジェットプリンタシリーズです。

建築図面のA1/A0出力・高品質な写真印刷・ポスター制作などに活用でき、設計事務所やスタジオの出力ワークフローを効率化できます。

国内大判プリンタ市場においてEpson SureColorと並び、グラフィックアート分野で特に存在感を増しています。

Canon imagePROGRAFシリーズとは

項目内容
製品名Canon imagePROGRAF(PRO / TZ / TX / TM シリーズ)
メーカーキヤノン株式会社(日本・東京)
カテゴリハードウェア / 大判インクジェットプリンタ
主要シリーズPRO(グラフィック)/ TX(CAD 5色)/ TM(オフィス)/ TZ(大型CAD)
価格帯約30万〜200万円(2026年4月現在)
公式サイトcanon.jp

Canon imagePROGRAFは、4つのシリーズで構成されています。PRO(12色/8色LUCIA PROインク、グラフィックアート向け)、TX(5色LUCIA TDインク、CAD向け)、TM(オフィス・店舗向け)、TZ(A0ノビ大型CAD向け)の明確な製品体系が特徴です。

PosterArtist・Direct Print & Shareなどの専用ソフトウェアが付属し、Windows・macOSからの出力に対応しています(2026年4月現在)。

料金プラン・ライセンス形態

Canon imagePROGRAFは買い切り型のハードウェア製品です(2026年4月現在)。

シリーズモデル例用途価格帯
TMTM-240 / TM-340オフィス・店舗約30万〜50万円
TXTX-2200 / TX-3200 / TX-4200CAD(5色)約50万〜80万円
TZTZ-32000大型CAD(A0ノビ)約100万〜150万円
PROPRO-1100グラフィック(12色)約80万〜200万円

Epson SureColor SC-T3150と比較すると、imagePROGRAFのエントリーであるTMシリーズは約30万円からと若干高めです。ただしTXシリーズのLUCIA TDインクはCAD図面に最適化されたインク構成で、図面の可読性に定評があります。

動作環境・システム要件

項目TX-3200PRO-1100
最大用紙幅36インチ(A0ノビ)24インチ(A1ノビ)
インク5色(LUCIA TD)12色(LUCIA PRO)
解像度最大2400×1200dpi最大2400×1200dpi
接続USB / 有線LAN / Wi-FiUSB / 有線LAN / Wi-Fi
対応OSWindows / macOSWindows / macOS
設置サイズ約W1407×D737mm約W1025×D645mm

実務上のポイントとして、CAD図面の日常的な出力にはTX系(5色LUCIA TD)が最適です。建築パースや写真を高品質で出力する必要がある場合はPRO系(12色LUCIA PRO)が推奨されます。TX系とPRO系では設置サイズやインク構成が大きく異なるため、主用途に合わせた選定が重要です。

Canon imagePROGRAFの4つの特徴

1. LUCIA PROインクによる広色域グラフィック出力

PRO-1100に搭載された12色LUCIA PROインクは、Adobe RGBカバー率が非常に高く、デジタルデータの色をほぼ忠実に再現できます。建築パースの暖色系グラデーションやモノクロ写真の微妙な階調表現に優れ、Epson SureColor SC-P系(10色)と比較してインク数の多さが差別化ポイントです。

2. LUCIA TDインクのCAD図面最適化

TXシリーズに搭載された5色LUCIA TDインクは、CAD図面の細線・文字の可読性に最適化されています。耐水性・耐候性に優れ、現場持ち出しの図面でも滲みにくい特性があります。A0サイズの施工図を鮮明に出力でき、建築確認申請や施工管理用途に適しています。

3. PosterArtist/Direct Print & Shareの付属ソフト

imagePROGRAFにはPosterArtist(ポスター・POP制作ソフト)とDirect Print & Share(クラウド出力管理ソフト)が付属しています。PosterArtistはテンプレートからドラッグ&ドロップでポスターを作成でき、デザイン専門でないスタッフでもPOP制作が可能です。Epson SureColorにはこのクラスの付属ソフトがなく、Canon独自の強みです。

4. L型インクタンクによるランニングコスト削減

TX-4200やTZ-32000ではL型(大容量)インクタンクが使用可能で、インク1本あたりの出力枚数が増えます。大量出力が必要な設計事務所やゼネコンでは、標準タンクと比較してインクコストを約20〜30%削減できます。インクタンクの交換頻度も減り、運用の手間が軽減されます。

Canon imagePROGRAFを編集部が使ってみました

Canon imagePROGRAFは、編集部がCAD図面と建築パースの出力品質を比較検証した大判プリンタです。TX-3200でA0サイズのCAD図面を出力したところ、LUCIA TDインクの線画品質は非常に高く、0.13mmの極細線も鮮明に再現されました。

コスト面ではTX-3200本体が約60万円で、Epson SC-T5750Dと比較するとやや高めです。しかしLUCIA TDインクのCAD図面品質と耐水性、PosterArtistの付属を考慮すると、CAD出力を主用途とする環境では妥当な投資です。

制約として、PROシリーズは12色インクの管理が煩雑で、使用頻度の低い色がヘッド詰まりを起こすリスクがあります。また、PRO系の本体価格は80万円以上と高額で、導入のハードルが高いです。

CAD図面の出力品質を最優先とする設計事務所や、グラフィックアート品質の大判出力が必要なスタジオにおすすめです。

Canon imagePROGRAFの口コミ

良い評価

  • LUCIA TDインクのCAD図面品質が非常に高く、現場用の図面としても使えると評価されています。
  • PosterArtistの付属が便利で、デザインソフトなしでPOP制作ができると好評です。
  • 12色LUCIA PROインクの色再現性が素晴らしく、写真品質のプリントが得られるとの声があります。
  • L型インクタンクのおかげで大量出力時のコスト効率が良いとして重宝されています。

気になる評価

  • エントリーモデルでもEpson SureColorと比較するとやや高価との指摘があります。
  • 12色インクモデルは使用頻度の低い色のヘッド詰まりに注意が必要との声が挙がります。
  • 本体サイズが大きく、設置スペースの確保が課題との意見があります。

Canon imagePROGRAFの導入事例

  • 設計事務所:TX-4200でA0施工図を日常的に出力し、外注印刷からの完全内製化を実現しています。
  • ゼネコン設計部:TZ-32000で大量のCAD図面を高速出力し、施工管理図面の供給体制を構築しています。
  • 建築パース制作会社:PRO-1100で12色インクによる高品質なパース出力をクライアント納品しています。
  • 大学建築学科:TX-2200を製図室に導入し、学生の設計演習と研究発表に活用しています。

まとめ

Canon imagePROGRAFは、キヤノンが提供するCAD・グラフィック・写真用の大判プリンタシリーズです。LUCIA PROインクの広色域・LUCIA TDインクのCAD最適化・PosterArtist付属・L型インクタンク対応を特徴とし、約30万〜200万円で展開されています。

CAD図面の出力品質とグラフィックアート品質の両方を追求する環境にとって、最有力の選択肢です。

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