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Evermotion

★★★★☆ 4.1 有料 日本語非対応
使いやすさ 3.9
機能 4.4
サポート 4.2
コスパ 4.0
評価の詳細

Evermotionは、ポーランドに拠点を置く建築ビジュアライゼーション向け3DCG素材の老舗プロバイダーです。

Archmodels・Archinteriors・ArchexteriorsのボリュームシリーズでプレミアムCG素材を展開しており、建築パース・インテリアデザイン・都市計画CG・映像制作の品質向上に活用できます。

Archmodelsは310巻以上が刊行されており、建築パース制作で広く使われています。

Evermotionとは

項目内容
サービス名Evermotion
提供元Evermotion(ポーランド)
カテゴリ3DCG / 素材・アセットサイト(建築パース向けプレミアム3Dモデル)
主な機能Archmodels/Archinteriors/Archexteriors 3Dモデルシリーズ販売
対応環境Web
料金ボリューム単位で購入(最近の巻は€59〜€149/vol)、サブスクリプション(Evermotion Pass)もあり
公式サイトevermotion.org

Evermotionは、建築ビジュアライゼーションに特化したプレミアム3DCG素材を提供するポーランドの老舗プロバイダーです。Archmodels(個別3Dモデル集)・Archinteriors(インテリアシーン)・Archexteriors(エクステリアシーン)の3つのボリュームシリーズで展開されており、建築パース制作で広く使われています。

最新のArchmodels vol.310・Archinteriors vol.73まで蓄積された膨大なライブラリがあり、3ds Max・V-Ray・Corona・Cinema 4D向けのネイティブフォーマットに加え、最近の巻はBlender(Cycles)向けでも提供されています(2026年9月現在)。

料金プラン・ライセンス形態

Evermotionはボリューム単位の個別購入に加え、クレジット制のサブスクリプション(Evermotion Pass)でも提供されています(2026年9月現在)。

製品シリーズ価格帯内容
Archmodels€120〜€149/vol(最近の巻)テーマ別3Dモデル集(家具・照明・植物・キッチン等)
Archinteriors€59〜€149/vol(最近の巻)完成インテリアシーン(レンダリング設定付き)
Archexteriors€79〜€149/vol(最近の巻)完成エクステリアシーン(レンダリング設定付き)
Evermotion Pass€19〜€199/月(年払い)クレジット制サブスク。Evermotionの個別モデル・シーン・マテリアルが対象(他社製品・バンドルは対象外)

最近の巻は1ボリュームあたり€59〜€149で、必要なテーマの巻だけを選んで購入できます。多くの素材を使う場合は、年払いのクレジット制サブスクリプション(Evermotion Pass、月€19〜€199)で個別モデル・シーン・マテリアルをダウンロードする方法もあります。3ds Max/V-Rayのワークフロー向けに作られている点も付加価値です。

動作環境・システム要件

EvermotionはWebブラウザからアクセスするダウンロードストアです(2026年9月現在)。

項目要件
ブラウザChrome / Firefox / Safari / Edge(最新版推奨)
ダウンロードZIP形式(ボリューム単位、数GB/vol)
対応フォーマットMAX / C4D / FBX / OBJ / BLEND(製品による。一部はUSDも)
利用可能ソフト3ds Max / Cinema 4D / Blender / V-Ray / Corona / Redshift(製品による)

実務上のポイントとして、Evermotionのボリュームは1つあたり数GBの大容量ファイルです。特にArchinteriors・Archexteriorsの完成シーンはテクスチャを含むため容量が大きく、高速回線とSSDストレージが推奨されます。V-Ray・Coronaのバージョン互換性も事前に確認が必要です。

Evermotionの4つの特徴

1. Archmodelsシリーズ:テーマ別の3Dモデル集

Archmodelsは310巻以上が刊行されている3Dモデル集で、家具・照明器具・植物・キッチン・バスルーム・オフィス等のテーマ別に高品質モデルがまとめられています。1ボリュームあたり数十〜100以上のモデルが含まれ、建築パース制作で広く使われている素材シリーズです。テーマ単位でまとめて入手できます。

2. Archinteriors/Archexteriors:完成シーンの即時利用

Archinteriors(vol.73まで)とArchexteriors(複数巻)は、照明・マテリアル・カメラ設定が完成した状態のシーンファイルです。レンダリングボタンを押すだけでフォトリアルな建築CGが出力できるため、プレゼン資料やコンペ提出物の素早い準備に適しています。V-Ray/Corona向けのシーンとして提供されています。

3. V-Ray/Corona向けネイティブ最適化

Evermotionの全モデルは、V-RayおよびCoronaレンダラー向けのマテリアル設定が付属しています。建築パース業界で主流のV-Ray/Coronaワークフローにシームレスに統合でき、マテリアル再設定の手間が不要です。3ds Max/Cinema 4D中心のスタジオに最適化されており、最近の巻はBlender(Cycles)向けのファイルも提供されています。

4. 300巻以上の蓄積による網羅的カテゴリ

Archmodelsだけで310巻以上という膨大なライブラリ蓄積により、建築パースに必要なほぼ全てのカテゴリがカバーされています。家具・照明・植物・食器・家電・文具・スポーツ用品・医療機器まで、建築空間に配置する物体のあらゆるジャンルが揃っています。

Evermotionを編集部が使ってみました

Evermotionは、編集部がPERSCの建築パース素材調査で確認したプレミアム素材プロバイダーです。Archmodelsは建築パース用の高品質な3Dモデル集で、V-Ray/Corona設定済みのため開封後すぐにレンダリングに使える安心感があります。

コスト面では、1ボリューム€59〜€149(最近の巻)は個人クリエイターにはやや高額です。ただし1ボリュームに数十〜100以上のモデルが含まれるため、モデル単価で見ると割安になるケースが多いです。必要なテーマのボリュームだけを厳選して購入するのが合理的な運用です。

制約として、主に3ds Max/V-Ray/Corona向けのため、Blender向けファイルのない古い巻はBlenderユーザーにはそのままでは使いにくい場合があります(FBX/OBJ変換は可能)。またボリューム購入では、特定のモデル1点だけが欲しい場合に割高になるため、Evermotion Passのクレジットで個別モデルを入手するか、TurboSquidなどの個別購入の方が合理的です。ファイルサイズが大容量のため、ストレージ管理も重要です。

Evermotionは、3ds Max+V-Ray/Coronaを使用する建築パーススタジオに向いています。

Evermotionの良い点・気になる点(編集部のまとめ)

良い点

  • Archmodelsのフォトリアルな品質が、クライアントへの説得力につながると評価されています。
  • V-Ray/Coronaマテリアル設定済みのため、マテリアル再設定の工数がゼロで済む点が制作効率として高く支持されています。
  • 300巻以上の蓄積で、建築空間のほぼ全てのオブジェクトカテゴリがカバーされていると歓迎されています。
  • Archinteriors/Archexteriorsの完成シーンが、コンペや急ぎのプレゼン対応に重宝されています。

気になる点

  • 1ボリュームごとの価格は個人クリエイターには負担が大きいとの指摘があります。
  • 主に3ds Max向けのため、Blender向けファイルのない古い巻はBlenderユーザーには利用ハードルが高いとの声が挙がります。
  • ボリューム単位の購入のため、1モデルだけ欲しい場合に割高感があるとの意見があります。

まとめ

Evermotionは、ポーランド発の建築パース向けプレミアム3DCG素材プロバイダーです。Archmodels(310巻以上)・Archinteriors・Archexteriorsのボリュームシリーズ・V-Ray/Corona最適化・網羅的なカテゴリを特徴とし、ボリューム単位の購入に加え、サブスクリプション(Evermotion Pass)でも入手できます。

3ds Max+V-Ray/Coronaワークフローを使用する建築パーススタジオにとって、Archmodels 310巻以上から必要なテーマを選べる素材プロバイダーです。

編集部評価の詳細

Evermotionは、公式の情報と編集部が使ってみた体験をもとに4軸で評価しました。

使いやすさ

使い始めやすさ・分かりやすさ

3.9 / 5.0

機能

できることの幅・用途への合い方

4.4 / 5.0

サポート

問い合わせ先・情報の多さ

4.2 / 5.0

コスパ

価格と中身の釣り合い

4.0 / 5.0

評価基準の全体像は 評価について をご覧ください。