Blenderや3DCGを独学で学ぶとき、最初の壁になるのが「どの講座で、どの順番に学ぶか」です。動画マーケットの買い切り講座から、見放題のサブスク、課題添削まで付く本格スクールまで、形態によって費用も学べる深さも大きく変わります。この記事では、Blender・3DCGを学べる主要なオンライン講座8つを、料金体系・日本語対応・建築ビジュアライゼーションとの相性で編集部が比較し、用途別の選び方まで整理しました。
Blender・3DCGオンライン講座とは
Blender・3DCGのオンライン講座とは、モデリング・マテリアル・ライティング・レンダリングといった制作スキルを、自分のペースで動画やライブ配信で学べる学習サービスの総称です。教室に通う必要がなく、地方在住でも、仕事や学業と並行してでも学べるのが最大の利点です。
料金体系は大きく3タイプに分かれます。1講座ずつ購入して視聴期限なく見られる「買い切り型」(Coloso・Udemy・Domestika個別講座)、月額・年額で対象講座が見放題になる「サブスク型」(CG Cookie・Schoo・Skillshare)、そして課題添削や質問サポートが付く「本格スクール型」(デジハリ・オンライン、C&R)です。学びたい範囲と予算、サポートの必要度で選ぶ軸が変わります。
主要8講座の料金・対応 比較一覧
まずは全体像です。料金は原通貨のまま、2026年6月時点で確認した代表的なプランを記載しています。各社とも価格改定やセールが頻繁なため、最新額は必ず公式で確認してください。
| 講座 | 料金体系 | 代表料金(2026年6月時点・公式要確認) | 日本語 | Blender講座 | 向く人 |
|---|---|---|---|---|---|
| Coloso | 買い切り(視聴無期限) | 講座ごと・早期購入ほど安い動的価格 | ◎ | 多い | 日本語で作品ベースに学びたい |
| Udemy | 買い切り(1講座ごと) | 講座ごと・セール時に大きく下落 | ○(字幕含む) | 非常に多い | 必要トピックを安く拾いたい |
| CG Cookie | サブスク(月/年) | $22.99/月・$229.99/年 | × | 特化・体系的 | 英語OKでBlenderを深く |
| デジハリ・オンライン | 本格スクール(期間制) | ¥338,415〜¥427,130税込/全8カ月 | ◎ | △(Maya/3ds Max中心) | 添削付きで本格的に |
| Domestika | 買い切り(個別)/Plus | 個別$9〜$40程度・Plus別途 | ○(字幕) | あり | 字幕付きで安く幅広く |
| C&Rクリエイティブアカデミー | スクール(講座制) | 講座ごと・公式要確認 | ◎ | あり | 学習から実務へつなげたい |
| Schoo | サブスク(月/年) | ¥980/月・¥9,800/年税込 | ◎ | 入門中心 | まず手頃に学び始めたい |
| Skillshare | サブスク(月/年) | 月額・年額制(公式要確認) | × | あり | 英語で幅広く学びたい |
日本語で体系的に学ぶなら Coloso・デジハリ・C&R・Schoo、英語に抵抗がなくBlenderを深掘りするなら CG Cookie、必要なトピックだけ安く拾うなら Udemy・Domestika、という住み分けが見えてきます。
Blender・3DCGオンライン講座 おすすめ8選
ここからは上位の講座を、特徴・料金・主な機能とあわせて順位ごとに解説します。順位は「日本語で建築・3DCGを学びたい初学者」を基準にした編集部評価で、用途が違えば最適な講座も変わります。
1位:Coloso(コロソ)
Coloso は、現役クリエイターによる動画講座を買い切りで購入できる日本語のVODサービスです。一度購入すれば視聴期限がなく、Blenderの3DCG制作を作品の完成まで通しで学べる講座が揃うため、建築ビジュアライゼーションを目指す初学者にも取り組みやすいのが強みです。価格は講座ごとに設定され、販売開始から時間が経つほど上がっていく仕組みのため、気になる講座は早めの検討が有利です。
| プラン | 料金(原通貨) |
|---|---|
| 個別講座(買い切り) | 講座ごとに設定・視聴期限なし |
主な機能
- 現役プロによる体系的なカリキュラム
- 買い切りで視聴期限なし・繰り返し視聴可能
- 完成作品ベースで進む実践型の構成
- 日本語対応(一部海外講座は字幕)
2位:Udemy(ユーデミー)
Udemy は世界最大級の講座マーケットで、Blender関連だけでも膨大な本数の講座が並びます。1講座ごとの買い切りで、頻繁に開催されるセール時には価格が大きく下がるため、必要なトピックだけをピンポイントで安く学べます。講座の質は作り手によって幅があるので、評価とプレビューを確認してから選ぶのがコツです。
| プラン | 料金(原通貨) |
|---|---|
| 個別講座(買い切り) | 講座ごと・セール時に大きく変動 |
主な機能
- Blender講座の選択肢が非常に豊富
- 1講座ごとの買い切り・購入後は無期限視聴
- 日本語講座・日本語字幕付き講座も多数
- 30日間返金保証
3位:CG Cookie
CG Cookie はBlenderに特化した老舗の学習プラットフォームで、入門から実践まで体系立った学習フローが整っています。月額・年額のサブスクで対象講座が見放題になり、Blenderを腰を据えて深掘りしたい人に向きます。コンテンツは英語中心のため、英語に抵抗がないことが前提です。
| プラン | 料金(原通貨・2026年6月時点) |
|---|---|
| 月額 | $22.99/月 |
| 年額 | $229.99/年 |
主な機能
- Blender特化の体系的な学習パス
- サブスクで対象講座が見放題
- 作例ファイルやコミュニティのサポート
- 英語コンテンツ(出典: CG Cookie 公式)
4位:デジハリ・オンラインスクール
デジハリ・オンラインスクール は、課題添削や質問サポートが付く日本語の本格スクールです。3DCG・映像クリエイター講座は全8カ月のカリキュラムで、独学では挫折しやすい部分をサポート付きで進められます。ソフトはMaya/3ds Maxが中心でBlender専門講座ではない点、価格帯が高い点は理解したうえで選びましょう。
| プラン | 料金(税込・2026年6月時点) |
|---|---|
| 3DCGクリエイター講座(Maya/3ds Max) | ¥338,415〜¥390,830 |
| 3DCG・映像クリエイター講座 | ¥373,065〜¥427,130 |
主な機能
- 課題添削・質問サポート付き
- 全8カ月の体系カリキュラム
- 日本語・受講期間内のサポート
- Maya/3ds Maxベース(出典: デジハリ・オンライン 公式)
5位:Domestika(ドメスティカ)
Domestika は、デザインや3Dのクリエイティブ講座を日本語字幕付きで安価に学べる買い切り型サービスです。個別講座は手頃な価格で、視聴期限なく見られます。1,000以上の講座が見放題になるPlus会員制度もあり、幅広いクリエイティブ分野を横断的に学びたい人に向きます。
| プラン | 料金(原通貨・2026年6月時点) |
|---|---|
| 個別講座(買い切り) | $9〜$40程度 |
| Domestika Plus | 月額・年額制(公式要確認) |
主な機能
- 個別講座は安価な買い切り・視聴期限なし
- 日本語字幕付き講座が豊富
- Plus会員で対象講座が見放題
- 30日間の無料トライアル(出典: Domestika Plus 公式)
6位:C&Rクリエイティブアカデミー
C&Rクリエイティブアカデミー は、クリエイティブ業界との連携を背景に、学習から実務・仕事への導線を重視する日本語スクールです。単に技術を学ぶだけでなく、その後のキャリアまで見据えて学びたい人に向きます。講座構成や料金は内容により異なるため、公式で確認してください。
| プラン | 料金 |
|---|---|
| 講座(内容により異なる) | 公式要確認 |
主な機能
- クリエイティブ業界連携のカリキュラム
- 学習から実務・仕事への導線
- 日本語対応
7位:Schoo(スクー)
Schoo は、生放送と過去の録画授業が見放題になる月額制の日本語学習サービスです。3DCGに特化したサービスではありませんが、デザインやビジネス全般を含めて手頃な月額で学び始められるため、まず学習習慣をつけたい入門者の足がかりに向きます。
| プラン | 料金(税込・2026年6月時点) |
|---|---|
| プレミアム(月額) | ¥980/月 |
| プレミアム(年額) | ¥9,800/年 |
主な機能
- 生放送+過去録画が見放題
- 月額制で手頃・7日間の無料体験
- 日本語対応(出典: Schoo プレミアムプラン 公式)
8位:Skillshare(スキルシェア)
Skillshare は、Blenderを含む幅広いクリエイティブ講座を月額・年額のサブスクで学べる英語のサービスです。プロジェクトベースの講座が多く、手を動かしながら学べますが、日本語対応は弱めのため、英語に抵抗がない人向けです。
| プラン | 料金(原通貨) |
|---|---|
| サブスク(月/年) | 月額・年額制(公式要確認) |
主な機能
- プロジェクトベースの実践講座
- サブスクで対象講座が見放題
- 英語コンテンツ中心
失敗しないオンライン講座の選び方
講座選びでは、次の観点を順に確認すると失敗しにくくなります。
- 日本語で学べるか: 初学者ほど言語の負担は学習効率に直結する。英語講座は内容が良くても挫折要因になりやすい
- 料金体系が学び方に合うか: 単発トピックなら買い切り、広く長く学ぶならサブスク、挫折が不安なら添削付きスクール
- Blender/3DCGの講座が実際にあるか: サービス全体の規模より、自分が学びたいソフト・分野の講座が揃っているかを見る
- 建築・プロダクト用途と相性が良いか: キャラクター中心の講座が多いサービスもあるため、建築ビジュアライゼーション向けの作例があるか確認する
オンラインで学ぶメリット
- 通学不要で、地方在住でも仕事・学業と並行して学べる
- 自分のペースで繰り返し視聴でき、つまずいた箇所を戻って確認できる
- 通学制スクールに比べて費用を抑えやすい(特に買い切り・サブスク型)
受講時の注意点
- 買い切り講座は視聴期限なしでも、ソフトのバージョン更新で操作画面が変わる場合がある
- サブスク型は学ばない月も費用が発生するため、学習ペースと相性を見極める
- 価格・プラン内容は改定やセールで変動するため、購入前に必ず公式の最新情報を確認する
まとめ
Blender・3DCGのオンライン講座は、日本語で作品ベースに学ぶなら Coloso、必要なトピックを安く拾うなら Udemy、英語OKでBlenderを深掘りするなら CG Cookie、サポート付きで本格的に学ぶならデジハリ・オンラインやC&R、と用途で選ぶのが失敗しないコツです。まずは無料体験や安価な個別講座で相性を確かめ、続けられそうなサービスに絞って投資するのがおすすめです。学ぶ範囲が建築ビジュアライゼーションに定まっているなら、建築用途に特化したカリキュラムで学べる講座を選ぶと、遠回りを減らせます。
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