Wacom Cintiq 16(DTK168)は、株式会社ワコム(日本)の16.0型の液晶ペンタブレットです。
2025年6月5日に予約が始まり、2025年6月26日に発売されました。前モデル(DTK1660、15.6型・FHD)と同じ名前のまま、解像度が2560×1600になり、ペンがWacom Pro Pen 3に変わりました。
Wacom Cintiq 16とは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Wacom Cintiq 16 (DTK168) |
| メーカー | 株式会社ワコム(日本) |
| カテゴリ | ハードウェア / 液晶ペンタブレット |
| 画面サイズ | 16.0型 |
| 解像度 | WQXGA(2560×1600) |
| 筆圧レベル | 8,192段階 |
| ペン | Wacom Pro Pen 3 |
| 対応OS | Windows / macOS / Android / ChromeOS |
| 価格帯 | 118,800円(税込、2026年9月現在) |
| 公式サイト | wacom.com |
ワコムは公式サイトで、Cintiq 16を「デスク周りをコンパクトに使いたい方」向けのA4サイズのモデルとしています。IPS方式の液晶にAGガラスをダイレクトボンディングで貼り合わせた構造で、ファンはありません。
対応OSはWindows 10以降、macOS 13以降、Android 8.0以降、最新バージョンのChromeOSです(2026年9月現在)。
料金プラン・ライセンス形態
Wacom Cintiq 16は買い切り型のハードウェア製品です(2026年9月現在)。
| 製品 | 価格(税込) | サイズ / 解像度 | ペン |
|---|---|---|---|
| Wacom Cintiq 16 (DTK168K4C) | 118,800円 | 16.0型 / 2560×1600 | Pro Pen 3 |
価格はワコムストアの通常価格です(2026年9月24日時点)。発表時(2025年6月5日)のワコムストア価格と同じです。前モデル(DTK1660)のワコムストア最終価格からは18.9%上がっています。
動作環境・システム要件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本体の端子 | USB Type-C ×1 / mini HDMI(HDMI Type-C)×1 |
| PC側の端子 | DisplayPort Alt Mode対応のUSB Type-Cポート、またはHDMIポートとUSBポート |
| 出力解像度 | 2560×1600@60Hz(最大の読取分解能と応答速度を得るために必要) |
| OS | Windows 10 以降 / macOS 13 以降 / Android 8.0 以降 / 最新バージョンのChromeOS |
| 電源 | USB-C接続時 DC 5V 3A / ACアダプタ接続時 9V 2.77A |
実務上のポイントとして、DisplayPort Alt ModeとUSB Power Deliveryに対応したPCなら、USB Type-Cケーブル1本で接続できます。Thunderbolt 3以降のポートにも対応します。ドライバのダウンロードにはインターネット接続が必要です。GPUの型番による要件は、公式には示されていません(2026年9月現在)。
Wacom Cintiq 16の4つの特徴
1. 16.0型・2560×1600の画面
解像度は前モデルの1920×1080から2560×1600(16:10)になり、画素数は約2倍です。色域はDCI-P3カバー率99%・sRGBカバー率100%、最大輝度は290cd/m2、コントラスト比は1400:1、応答速度は12msです(いずれも標準値)。読取可能範囲は345×215mmです。
2. Wacom Pro Pen 3
筆圧8,192段階と傾き検出±60°で、この2つの数値は前モデルのPro Pen 2と同じです。サイドスイッチは3つで、電池を使わないバッテリーレスのペンです。
3. USB Type-Cケーブル1本での接続
前モデルはHDMIとUSB-Aを使う3in1ケーブルで接続していました。新モデルはUSB Type-Cとmini HDMIの端子を持ち、DisplayPort Alt ModeとUSB Power Deliveryに対応したPCならUSB Type-Cケーブル1本でつながります。対応OSにはAndroidとChromeOSが加わりました。
4. AGガラスと内蔵スタンド
表面は前モデルのAGフィルムからAGガラスに変わり、液晶とガラスをダイレクトボンディングで貼り合わせています。本体は384×259×15mm・2.0kgで、20°の内蔵スタンドを備えます。VESA 75×75mmのマウントに対応し、別売のWacom Adjustable Standも使えます。
Wacom Cintiq 16の良い点・気になる点(編集部のまとめ)
公式の仕様と価格をもとにまとめています(2026年9月現在)。
良い点
- 解像度が2560×1600になり、色域はDCI-P3カバー率99%(標準値)を公表しています。
- DisplayPort Alt ModeとUSB Power Deliveryに対応したPCなら、USB Type-Cケーブル1本でつながります。
- ファンレスで、VESA 75×75mmのマウントに対応します。
- Windows・macOSに加えて、Android 8.0以降と最新のChromeOSに対応します。
気になる点
- マルチタッチ機能はなく、前モデルと同じくタッチ操作はできません。
- 価格は前モデルのワコムストア最終価格から18.9%上がりました。
- 対応OSはmacOS 13以降です。
- リフレッシュレートの数値は公式の仕様表になく、要件に2560×1600@60Hzとあるだけです。
まとめ
Wacom Cintiq 16(DTK168)は、ワコムの16.0型の液晶ペンタブレットです。2560×1600の画面、DCI-P3カバー率99%(標準値)の色域、Pro Pen 3、USB Type-Cケーブル1本での接続を備え、ワコムストアで118,800円(税込、2026年9月現在)で販売されています。
同じ名前の前モデルからは、解像度・色域・接続方法が変わり、価格は18.9%上がりました。