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デザイン・画像編集 ・ 画像編集・レタッチ

Krita

無料 WindowsmacOSLinux 日本語部分対応

RATING DETAIL

編集部評価の詳細

Kritaを実機テスト・情報集計のうえ、編集部が4軸で評価しました。各項目の判断根拠を以下に記載します。

使いやすさ

UIの分かりやすさ・学習コスト

4.0/ 5.0

使いやすさの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

機能

コア機能の網羅性・拡張性

4.0/ 5.0

機能の判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

サポート

公式サポート・コミュニティ充実度

4.0/ 5.0

サポートの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

コスパ

価格と機能のバランス

4.0/ 5.0

コスパの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

評価基準・データソースの全体像は 評価方法論 をご覧ください。

Kritaは、無料で使えるオープンソースのデジタルペイント・イラスト制作ソフトです。

多彩なブラシエンジンと描画機能を中心に、イラスト・コンセプトアート・テクスチャ制作に強みを持ちます。建築パースや3DCGの分野では、手描きテクスチャの作成やコンセプトアート、マットペイントといった工程に活用できます。

KDEコミュニティを中心に開発が続けられ、ライセンス費用がかからず、Windows・macOS・Linuxで動作するため、プロのアーティストから学習者まで幅広く利用されています。

Kritaとは

項目内容
ソフト名Krita
提供元KDE / Krita Foundation(オープンソースコミュニティ)
カテゴリデザイン・画像編集 / デジタルペイント・テクスチャ制作
主な機能多彩なブラシエンジン・レイヤー・ベクター・アニメーション・ラップアラウンド・Python拡張
対応OSWindows / macOS / Linux
最新バージョンKrita 5 系
料金無料(オープンソース・任意の寄付制)
公式サイトkrita.org

Kritaは、デジタル作画に特化したオープンソースのペイントソフトです。豊富なブラシエンジン、手ブレ補正、レイヤー・マスク、ベクターツール、フレームベースのアニメーション機能などを備え、イラスト・コンセプトアート・マンガ制作で広く使われています。シームレスなテクスチャを作れる「ラップアラウンドモード」やHDRペイントにも対応します。

建築ビジュアライゼーションの現場では、3DCGに貼り込む手描きテクスチャの作成、企画段階のコンセプトアート、レンダリング背景のマットペイントといった「描く」工程で力を発揮します。写真補正中心のソフトとは役割が異なり、ブラシワークを軸にした制作に向いています。

料金プラン・ライセンス形態

Kritaはオープンソースソフトウェアで、すべての機能を無料で利用できます(2026年6月時点)。

プラン料金含まれるもの
Krita本体無料(GPL)全機能・商用利用可・無制限利用
ストア版有料(任意)機能は同じ。開発支援を兼ねたストア配布版
寄付任意開発支援のための任意の寄付

Kritaは公式サイトから無料でダウンロードでき、商用利用を含めてすべての機能を使えます。一部ストア(Steam等)では同じ機能の有料版が配布されていますが、これは開発支援を目的としたもので、機能差はありません。サブスクリプションのような継続課金はありません。

動作環境・システム要件

Kritaは一般的なPC環境で動作しますが、ブラシ描画の快適さはCPU・メモリに依存します(2026年6月時点)。

項目最小推奨
OSWindows 10 / macOS 10.15 / LinuxWindows 11 / macOS 最新 / 主要Linuxディストリ
CPU64bit デュアルコアクアッドコア以上
メモリ4GB16GB以上(大判キャンバス)
GPUOpenGL 3.0対応OpenGL対応の専用GPU
ストレージ1GB空きSSD推奨
入力マウス筆圧対応ペンタブレット

実務上のポイントとして、Kritaはペンタブレットの筆圧・傾き検知を活かす設計のため、ペンタブレットとの併用が前提になります。大判のキャンバスや多数のレイヤーを扱う場合は、メモリを16GB以上確保すると描画が安定します。

Kritaの5つの特徴

1. 完全無料のオープンソース

KritaはGPLライセンスで提供され、商用利用を含めてすべての機能を無料で使えます。高価なペイントソフトを導入せずに、本格的なデジタル作画環境を整えられます。

2. 多彩なブラシエンジンと手ブレ補正

複数のブラシエンジンを搭載し、鉛筆・水彩・油彩からテクスチャブラシまで多様な表現に対応します。手ブレ補正(スタビライザー)により、ペンタブレットでも滑らかな線を引けます。

3. シームレステクスチャ向けのラップアラウンドモード

キャンバスを上下左右にタイル状に繰り返し表示する「ラップアラウンドモード」を備え、継ぎ目のないシームレステクスチャを描けます。3DCGモデルに貼り込むテクスチャ制作で重宝する機能です。

4. アニメーション・ベクター機能

フレームベースのアニメーション機能やベクター描画ツールを内蔵し、イラストだけでなく簡単なアニメーションや図版制作にも対応します。1本のソフトで描画関連の作業を幅広くカバーできます。

5. Python拡張とマルチプラットフォーム対応

Pythonによるスクリプト拡張に対応し、繰り返し作業の自動化や機能追加が可能です。Windows・macOS・Linuxで動作し、OSを問わず同じ環境で作業できます。

Kritaを編集部が使ってみました

Kritaは、編集部がPERSCのデジタル作画・テクスチャ制作ツール比較で試用した無料のペイントソフトです。ブラシエンジンの表現力が高く、3DCG向けの手描きテクスチャやコンセプトアートを無料で制作できる点が実用的でした。ラップアラウンドモードでシームレステクスチャを直接描ける点も、テクスチャ制作の現場で扱いやすいと感じました。

コスト面では、ライセンス費用ゼロで本格的なブラシワークが行えるのが最大の魅力です。商用のペイントソフトを契約する前に、まず無料で作画環境を試したい方に向いています。

制約として、Kritaは作画(ペイント)に特化しており、写真のレタッチやRAW現像、印刷向けのCMYK運用といった用途には向きません。これらは画像編集専用ソフトと役割分担するのが現実的です。また、非常に大きなキャンバスや多数のレイヤーではメモリ消費が大きくなるため、相応のPCスペックが望ましいです。

3DCG向けの手描きテクスチャやマットペイントを制作したい方、コストをかけずにデジタル作画を始めたい方、ペンタブレットでイラスト・コンセプトアートを描きたい方にとって、Kritaは有力な選択肢です。

Kritaの口コミ

良い評価

  • 無料とは思えないブラシエンジンの表現力と描き味が高く評価されています。
  • ラップアラウンドモードでシームレステクスチャを直接描ける点が、テクスチャ制作で支持されています。
  • 手ブレ補正やペンタブレットの筆圧対応など、作画に必要な機能が充実しているとの声が挙がります。
  • Windows・macOS・Linuxで同じ環境を使えるマルチプラットフォーム対応が評価されています。

気になる評価

  • 写真のレタッチやRAW現像など、ペイント以外の画像編集用途には向かないとの指摘があります。
  • 大判キャンバス・多レイヤー時にメモリ消費や動作が重くなるとの意見があります。
  • 公式の有償サポートがなく、トラブル時はコミュニティ情報に頼る必要があるとの声があります。

Kritaの導入事例

  • イラストレーター・コンセプトアーティスト:企画段階のコンセプトアートやキービジュアル制作に活用しています。
  • 3DCG制作・テクスチャ担当:3Dモデルに貼り込む手描きテクスチャやシームレステクスチャの制作に利用しています。
  • 教育機関・スクール:ライセンス費用が不要なため、デジタル作画教育の教材として採用されています。
  • 個人クリエイター:コストをかけずにデジタルイラスト制作を始める入口として使われています。

まとめ

Kritaは、KDEコミュニティを中心に開発される無料・オープンソースのデジタルペイントソフトです。多彩なブラシエンジン、ラップアラウンドモード、アニメーション・ベクター機能、Python拡張を備え、Windows・macOS・Linuxで動作します。ライセンス費用がかからないため、3DCG向けの手描きテクスチャやコンセプトアートを、コストをかけずに制作できます。

写真レタッチやRAW現像には向かないという役割の限界はあるものの、ブラシワークを軸にしたデジタル作画・テクスチャ制作を無料で行いたいアーティスト・3DCG制作者・学習者にとって、有力な選択肢のひとつといえます。

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