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Adobe Premiere

★★★★☆ 4.0 有料 日本語完全対応
使いやすさ 3.8
機能 4.4
サポート 4.4
コスパ 3.6
評価の詳細

Adobe Premiere(旧 Adobe Premiere Pro)は、Adobe Inc.(米国)が提供するノンリニア動画編集ソフトです。

動画編集・映像制作・建築ビジュアライゼーション動画・YouTube/SNS動画制作・ドキュメンタリー制作などに活用できます。

映画・ドラマ・CM・YouTube・Web動画など、映像業界で幅広く採用されています。

Adobe Premiereとは

項目内容
ソフト名Adobe Premiere(旧称:Adobe Premiere Pro)
提供元Adobe Inc.(米国)
カテゴリ3DCG / 3DCGプラグイン/ツール(ノンリニア動画編集)
主な機能ノンリニア動画編集・マルチカム編集・Dynamic Link・プロキシワークフロー・Auto Reframe
対応OSWindows / macOS / iOS / Android
最新バージョンAdobe Premiere 26.5(2026年9月リリース、2026年9月現在)
料金単体プラン 3,280円/月、Creative Cloud Pro 9,080円/月(通常価格)。いずれも税込・年間プラン月々払い・日本での表示
公式サイトadobe.com

Adobe Premiereは、Adobeが開発・提供するノンリニア動画編集ソフトです。映画・ドラマ・CM・YouTube・Web動画・建築ビジュアライゼーション動画まで、あらゆる動画制作現場で広く採用されています。デスクトップ版はWindows・macOS対応(モバイル版はiPhone・Android)で、2026年9月時点の最新はバージョン26.5です。以前の名称はAdobe Premiere Proで、デスクトップ版・モバイル版にまたがるアプリファミリーを表すため、現在は「Adobe Premiere」の名称で提供されています。

3DCG用途としては、レンダリング後の動画素材を編集・カット・音声調整・字幕追加・書き出しまで行うワークフローの中心となります。After Effects・Photoshop・Media EncoderなどAdobeエコシステムとのDynamic Link連携で、統合された映像制作パイプラインを構築できる点が強みです。

料金プラン・ライセンス形態

Adobe Premiereはサブスク型で、単体/Creative Cloud Proの2構成です(2026年9月現在)。

プラン料金含まれるもの
単体プラン3,280円/月(税込・年間プラン月々払い)Premiere(デスクトップ版・モバイル版)、Adobe Expressプレミアムプラン、クラウドストレージ100GB
Creative Cloud Pro9,080円/月(通常価格・税込・年間プラン月々払い)Premiere・After Effects・Photoshop・Illustrator・Audition等20以上
買い切り版(販売終了)Premiere Pro CS6以前の永続ライセンスは長年販売終了
学生・教職員版大幅割引Creative Cloud Proを学生・教職員向け価格で提供

単体プラン3,280円/月(税込)はPhotoshop・After Effectsの単体プランと同じ価格帯で、3つ全て使う場合は、単体プランを個別に契約するよりCreative Cloud Pro 9,080円/月(税込)のほうが割安です。買い切り型のDaVinci Resolve Studioと比較すると、サブスク型の長期累積コストが課題になる側面もあります。

動作環境・システム要件

Adobe PremiereのデスクトップはWindows・macOS対応で、以下はバージョン26.x(26.0〜26.5)の要件です(2026年9月現在)。

項目最小推奨
OSWindows 11 v24H2 / macOS Sonoma(14)Windows 11 v24H2 / macOS Sonoma(14)以降
CPUIntel第6世代以降またはAMD Ryzen 1000シリーズ以降(AVX2必須)、Snapdragon X / Mac:Intel第8世代以降(AVX2対応)またはAppleシリコンA18以降Quick Sync搭載のIntel第11世代以降またはAMD Ryzen 3000シリーズ/Threadripper 3000シリーズ以降 / Mac:Apple M1 Pro・M1 Max・M1 Ultra以降
メモリ8GB(Windows ARM版は16GB)HDは16GB、4K以上は32GB以上(Appleシリコンは16GBの統合メモリ)
GPUGPUメモリ4GB以上(NVIDIAはMaxwell世代以降)/ Appleシリコン:8GBの統合メモリGPUメモリ8GB / Appleシリコン:16GBの統合メモリ
ストレージ8GBの空き容量(インストール時は追加の空き容量が必要)+メディア用の高速ドライブアプリ・キャッシュ用の内蔵高速SSD+メディア用の高速ドライブ
ディスプレイ1920×10801920×1080以上(HDRワークフローはDisplayHDR 1000)

実務上のポイントとして、4K/8K動画編集ではGPU(NVIDIA GPUのCUDA/NVEncでのハードウェアエンコード)・メモリ・SSDの全てが要求されます。メディアとキャッシュを別SSDに分離すると再生・書き出しが安定します。Apple Silicon搭載Macでは、H.264/HEVC/ProResのハードウェアアクセラレーションが強力に機能します。

Adobe Premiereの5つの特徴

1. 幅広い映像制作現場での採用

Premiereは映画・ドラマ・CM・YouTube・Web動画まで幅広く使われる動画編集ソフトです。建築ビジュアライゼーションのウォークスルー動画編集でも、業界互換性・素材書き出し品質・プロジェクトファイル共有のしやすさが利点です。

After Effects・Photoshop・AuditionなどAdobe製品とDynamic Linkで連携でき、レンダリングなしでリアルタイムにタイムラインへ反映できます。複雑なモーショングラフィックス(After Effects)・音声処理(Audition)・静止画レタッチ(Photoshop)を並行進行できる設計は、映像制作ワークフローの効率化を最大化します。

3. マルチカム編集とプロキシワークフロー

複数カメラ同時収録の編集を効率化するマルチカム機能や、高解像度ソースの低解像度プロキシ生成・編集機能が組み込まれており、4K/8Kの大容量素材も軽快に編集できます。

4. AI機能とAuto Reframe

Adobe Senseiベースの自動機能(文字起こしから字幕自動生成・Auto Reframe・Scene Edit Detection)が統合されており、編集の反復作業を大幅に短縮します。縦動画(9:16)への自動リフレームは、SNS向け動画量産で特に効力を発揮します。

5. プロレベルの書き出し品質と互換性

H.264・H.265・ProRes・DNxHD/HR・MXFなど主要フォーマットに対応し、放送業界・映画業界での納品要件を満たす書き出しが可能です。

Adobe Premiereを編集部が使ってみました

Adobe Premiereは、編集部がPERSCの映像制作ワークフローで常用しているAdobeのノンリニア動画編集ソフトです。After Effects・Photoshop・Auditionとの統合連携は、映像制作の全工程を効率化する設計として機能していると実感しています。

コスト面では、単体3,280円/月(税込)は妥当ですが、After Effects・Photoshopも使う場合はCreative Cloud Pro 9,080円/月(税込)にまとめたほうが費用を抑えられます。買い切り型のDaVinci Resolve Studioと比較すると長期累積コストで不利です。

制約として、サブスクリプション型のみで買い切り版は長年販売終了している点、4K/8K編集にはハイスペック環境が必要な点、DaVinci Resolveの台頭で「Premiere必須」ではなくなりつつある状況が挙げられます。新規スタートアップやフリーランスであれば、DaVinci Resolve Studioも検討する価値があります。

Premiereは、映像制作会社・建築ビジュアライゼーション動画制作者・YouTube/SNS映像クリエイター・ドキュメンタリー制作者・Adobe Creative Cloudユーザーに向いています。

Adobe Premiereの良い点・気になる点(編集部のまとめ)

良い点

  • 映画・ドラマ・CM・YouTube等幅広い現場での採用実績が評価されています。
  • Adobe Dynamic LinkによるAfter Effects・Photoshop・Auditionとの統合連携が、映像制作ワークフロー効率化として支持されています。
  • AI機能(文字起こし・Auto Reframe・Scene Edit Detection)により、反復作業の自動化が可能な点が歓迎されています。
  • 業界互換性の高さが、外部との素材・プロジェクトファイル共有のしやすさとして重宝されています。

気になる点

  • サブスクリプション型のみで、買い切り版のDaVinci Resolve Studioと比較して長期累積コストで不利との指摘があります。
  • 4K/8K編集ではハイスペック環境が必須で、ハードウェア投資が嵩むとの声が挙がります。
  • Creative Cloud Pro 9,080円/月(税込)の継続費用負担が個人事業主に重いとの意見があります。

まとめ

Adobe Premiere(旧 Adobe Premiere Pro)は、Adobe Inc.が提供するノンリニア動画編集ソフトです。幅広い映像制作現場での採用・Adobeエコシステム統合(Dynamic Link)・マルチカム編集/プロキシワークフロー・AI機能とAuto Reframe・プロレベル書き出し品質と互換性を特徴とし、単体/Creative Cloud Proのサブスク型で提供されています。

映像制作会社・映像クリエイター・建築ビジュアライゼーション映像制作者に合う動画編集ソフトです。

編集部評価の詳細

Adobe Premiereは、公式の情報と編集部が使ってみた体験をもとに4軸で評価しました。

使いやすさ

使い始めやすさ・分かりやすさ

3.8 / 5.0

機能

できることの幅・用途への合い方

4.4 / 5.0

サポート

問い合わせ先・情報の多さ

4.4 / 5.0

コスパ

価格と中身の釣り合い

3.6 / 5.0

評価基準の全体像は 評価について をご覧ください。