使いやすさ
UIの分かりやすさ・学習コスト
3.6/ 5.0
使いやすさの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。
編集部レビュー作成中Rebro(レブロ)は、株式会社NYKシステムズが提供する建築設備専用の3D BIM CADソフトです。
空調・衛生・電気の建築設備設計を単一の3Dモデルで完結し、平面図・断面図・詳細図が常時連動する設計環境により、設計から施工・維持管理までの業務効率化とBIM化の推進に繋がります。
国内の建築設備業界で広く採用されており、BIM対応設備CADの代表格として確固たる地位を築いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | 株式会社NYKシステムズ(日本) |
| カテゴリ | CAD / CADソフト(建築設備BIM CAD) |
| 価格 | 要見積もり(販売代理店経由・大塚商会等)(2026年4月現在) |
| 対応OS | Windows 10 / Windows 11(64bit) |
| 日本語対応 | 有(日本語ネイティブ) |
| 公式サイト | nyk-systems.co.jp/product/rebro |
Rebroは、株式会社NYKシステムズが開発する国産の建築設備専用CADソフトです。空調・衛生・電気の設備設計に特化した3D BIM CADとして、設計段階から施工・維持管理に至るまで情報をシームレスに展開できる設計思想が特徴です。CADEWA(富士通四国インフォテック)・Tfas(ダイテック)と並んで、国内の設備CAD3強の一角を占めています。
競合のCADEWAが「施工チェック機能」「Revitネイティブ連携」で差別化を図るのに対し、Rebroは「ハンドル機能による直感操作」「シームレスな情報展開」「設計から維持管理まで」という方向性を強化しています。設計者の使いやすさと施工者の活用しやすさを両立させた設計思想により、設計事務所から施工会社まで幅広いユーザー層で支持を得ています。
Rebroは大塚商会・NYKシステムズの販売代理店を通じた個別見積もり方式で提供されています(2026年4月現在)。
| 提供形態 | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Rebroフル版 | 要見積もり | 空調・衛生・電気全機能・3D BIM対応 |
| スタンドアロンライセンス | 要見積もり | 1台固定のインストール型 |
| ネットワークライセンス | 要見積もり | 社内複数台で同時利用 |
| 年間保守契約 | 別途 | バージョンアップ・技術サポート |
| 体験版 | 無料 | 機能検証用(期間限定) |
Rebroの価格は完全個別見積もり制で、業務範囲・ライセンス形態・同時利用数に応じて販売代理店が算出します。CADEWAやTfasと同水準のハイエンド設備CADとして、初期導入費用は数十万円〜百万円規模を想定する必要があります。年間保守契約により、最新バージョンへのアップグレードや技術サポートが提供されます。中小設備事務所から大手ゼネコン設備部門まで、規模に応じたライセンス運用が可能です。
Rebro 2026の推奨動作環境は以下の通りです(2026年4月現在)。
| 項目 | 最小要件 | 推奨要件 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10/11(64bit) | Windows 11 Pro |
| CPU | Intel Core i5以上 | Intel Core i7以上 |
| メモリ | 8GB | 16GB以上 |
| GPU | DirectX 11対応 | VRAM 4GB以上の専用GPU |
| ディスク | 10GB以上 | SSD推奨 |
中小規模の建築設備設計業務なら最小要件で快適に動作しますが、大規模BIMプロジェクトや建築モデルとの統合設計を行う場合はメモリ16GB以上・専用GPU搭載環境が望ましいです。Revit等の建築BIMモデルを直接読み込んで設備設計を進める場合、建築モデルのサイズに応じてメモリ32GB以上が必要になるケースもあります。
Rebroは建築設備(空調・衛生・電気)に完全特化した設計で、1つの3Dモデルから平面図・断面図・詳細図・衛生図面・空調図面・スリーブ図などをすべて自動生成します。各図面データはCGと常に連動しており、モデル変更がすべての関連図面に反映されます。汎用CADに設備プラグインを追加するアプローチと比較して、設備業務に最適化されたワークフローが実現できます。
Rebroの独自機能として、ハンドル機能(コマンド起動なしで作図・編集を実行できる仕組み)があります。配管や機器の変更をマウス操作だけで素早く実施でき、キーボードショートカットやコマンド入力を必要とする他のCADと比較して、設備設計の作業スピードが大幅に向上します。初学者にも直感的に使える設計思想は、教育コストの低減にも貢献します。
配管・ダクト・機器の干渉を自動で検出できるため、設計段階での衝突箇所の発見が容易です。属性情報(機器の型番・仕様・数量等)はExcel形式で入出力可能で、施工見積もりや資材発注の業務連携がスムーズに行えます。CADEWAの施工チェック機能と同様、設計ミスを現場に持ち込まない仕組みとして機能します。
Rebroは業界主要なファイル形式に幅広く対応しています。DWG/DXF(AutoCAD)、JWW(Jw_cad)、RVT(Revit直接対応)、IFC(国際BIM標準)、BCF(BIMコラボレーション)、PDF、STL(3Dプリント)、CSV/XLSX(データ交換)など。取引先の使用CADを問わず、Rebro 1本で協業環境に対応できる汎用性があります。
Rebroは「設計から施工、維持管理に至るまで情報をシームレスに展開する」設計思想を持ち、BIMモデルを建物のライフサイクル全体で活用できます。設計時の属性情報がそのまま施工時の機器管理に活用され、維持管理フェーズでは機器の更新履歴・点検記録を同じモデルで管理できます。施設管理(FM)業務でも活用できる情報インフラとして機能します。
Rebroは、CADEWA・Tfasと並ぶ国内設備CAD3強の一角として、建築設備業界で確固たる地位を持っています。特に「ハンドル機能による直感操作」「設計から維持管理までのシームレス連携」という設計思想は、設備設計者の日常業務の使いやすさと、建物ライフサイクル全体での情報活用を両立させる優れたアプローチです。
コスト面では、要見積もり制のため事前比較が難しい面はありますが、CADEWA・Tfasと同水準のハイエンド設備CADとして相応の投資が必要です。年間保守契約も含めた中長期のコスト試算が導入判断のポイントとなります。中小設備事務所にとっては導入ハードルがありますが、業務効率化・品質向上による投資回収は十分に見込めます。
制約としては、海外の設備BIM(Revit MEP等)とはネイティブレベルの互換性がなく、国際案件での利用は限定的です。国内の建築設備設計特化のため、海外の設備設計基準・慣習に基づく業務には向きません。また、BIM化の流れで建築BIM(Revit・ArchiCAD)との連携は強化されていますが、統合設計の完全な実現には引き続き改善の余地があります。
国内の建築設備設計事務所、ゼネコン設備部門、設備工事会社、BIMを活用した設計から施工・維持管理を推進する組織にとって、Rebroは信頼性と機能性を兼ね備えた有力な選択肢です。CADEWA・Tfasと比較検討しながら、組織の業務フローに最適な設備CADを選定することが推奨されます。
Rebroは、株式会社NYKシステムズが提供する国産の建築設備専用3D BIM CADソフトです。空調・衛生・電気の統合設計、ハンドル機能による直感操作、多彩なファイル形式対応、設計から維持管理までのシームレス連携など、設備業界のデジタル化を支える機能を網羅しています。
CADEWA・Tfasと並ぶ国内設備CAD3強の一角として、設備設計事務所・ゼネコン設備部門・設備工事会社・施設管理事業者など、建物のライフサイクル全体に関わる組織にとって有力な選択肢です。組織の業務フローと連携ニーズに応じて、Rebroの独自の強みを活かした導入検討が推奨されます。
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