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ハードウェア ・ ストレージ・NAS

Synology DS1823xs+

有料 日本語完全対応

RATING DETAIL

編集部評価の詳細

Synology DS1823xs+を実機テスト・情報集計のうえ、編集部が4軸で評価しました。各項目の判断根拠を以下に記載します。

使いやすさ

UIの分かりやすさ・学習コスト

4.0/ 5.0

使いやすさの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

機能

コア機能の網羅性・拡張性

4.5/ 5.0

機能の判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

サポート

公式サポート・コミュニティ充実度

4.3/ 5.0

サポートの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

コスパ

価格と機能のバランス

3.6/ 5.0

コスパの判断根拠を編集部が記述する欄です。実機テスト・公式情報・コミュニティ調査の結果が公開され次第こちらに掲載します。

編集部レビュー作成中

評価基準・データソースの全体像は 評価方法論 をご覧ください。

Synology DS1823xs+は、Synology(台湾)が提供するハイエンド8ベイNAS(ネットワーク接続ストレージ)です。

大規模ファイルサーバー・仮想化プラットフォーム・統合バックアップ環境の構築などに活用でき、中堅企業やスタジオの中核ストレージインフラの構築に繋がります。

AMD Ryzen V1780B搭載と10GbE標準対応により、Synologyのデスクトップ型NASとして確固たる地位を築いています。

Synology DS1823xs+とは

項目内容
製品名Synology DiskStation DS1823xs+
メーカーSynology(台湾)
カテゴリハードウェア / NAS
CPUAMD Ryzen V1780B(4コア / 8スレッド)
OSDSM 7
価格帯ディスクレス約25万〜30万円(2026年4月現在)
公式サイトsynology.com

Synology DS1823xs+は、Synologyのデスクトップ型NASの最上位モデルです。AMD Ryzen V1780B(4コア / 8スレッド)搭載で、8GB DDR4 ECC標準(最大32GB)、10GbE標準搭載、DX517×2で最大18ベイに拡張可能です。

QNAP TVS-h874(Intel Core搭載、約35万〜60万円)と比較すると約10万〜30万円安価ですが、CPU性能では劣ります。DSMの管理性と10GbE標準搭載で差別化されています(2026年4月現在)。

料金プラン・ライセンス形態

DS1823xs+は買い切り型のハードウェア製品です。ディスクレス販売が基本です(2026年4月現在)。

構成例価格目安内容
DS1823xs+本体約25万〜30万円ディスクレス、8GB ECC RAM標準
メモリ増設(32GB)約1万〜2万円DDR4 ECC SO-DIMM
NAS用HDD(Seagate IronWolf Pro 16TB×8)約44万円ストレージ
DX517拡張ユニット×2約12万〜14万円10ベイ追加(最大18ベイ化)

QNAP TS-h973AX(約20万〜25万円、9ベイ、10GbE標準)と比較すると本体は約5万〜10万円高価ですが、DSMのソフトウェアエコシステムと最大18ベイ拡張で上回ります。

動作環境・システム要件

項目スペック
CPUAMD Ryzen V1780B(4コア / 8スレッド)
メモリ8GB DDR4 ECC(最大32GB、SO-DIMM×2)
ドライブベイ3.5” SATA×8(2.5”互換)
**M.2スロット M.2 2280 NVMe×2**
ネットワーク10GbE RJ45×1 + 1GbE×2
USBUSB 3.2 Gen1×2、eSATA×2
拡張DX517×2で最大18ベイ
順次R/W3,100 / 2,600 MB/s(10GbE環境)

実務上のポイントとして、10GbE標準搭載のため追加投資なしで高速ファイル転送が可能です。8ベイRAID 6構成で使用可能容量はHDD 6本分、RAID 5なら7本分です。大容量アーカイブにはDX517追加での拡張を検討してください。

Synology DS1823xs+の4つの特徴

1. 10GbE RJ45の標準搭載

10GbE RJ45ポートを標準搭載しており、追加投資なしで高速ネットワーク環境を利用できます。DS923+やDS1522+(10GbEはオプション)と比較して、初期投資に10GbEが含まれるため導入後すぐに高速転送を開始できます。順次リード3,100MB/s、ライト2,600MB/sの転送速度を発揮します。

2. AMD Ryzen V1780Bの高い処理性能

AMD Ryzen V1780B(4コア / 8スレッド)は、DS923+/DS1522+のRyzen R1600(2コア / 4スレッド)と比較してコア数・スレッド数が2倍です。仮想マシンの複数同時稼働やDockerコンテナの並列実行で明確な性能差があります。

3. DX517×2による最大18ベイの大規模拡張

DX517拡張ユニットを2台接続して最大18ベイまで拡張できます。20TB HDD×18で最大360TBの大容量ストレージプールを構築可能です。ラックマウント型(RS3621xs+等)への移行前の中間ステップとして、デスクトップ型で最大級の容量を確保できます。

4. DSMのエンタープライズ機能の全アクセス

xs+グレードとしてDSMのエンタープライズ機能をフルに利用できます。Active Backup for Business・Synology HA(高可用性クラスタ)・Snapshot Replication・Hyper Backup等の高度なバックアップ・復旧機能が追加費用なしで利用可能です。

Synology DS1823xs+を編集部が使ってみました

Synology DS1823xs+は、編集部が中堅企業向けのハイエンドNASとして検証した製品です。10GbE標準搭載により、導入後すぐに4K映像素材の高速NAS共有環境を構築でき、QNAPのような10GbEカードの追加購入・取付作業が不要でした。

コスト面ではQNAP TVS-h874-i5(約35万〜40万円)より約5万〜10万円安価です。CPU性能ではTVS-h874が上回りますが、DSMの管理性・Active Backup for Business・Synology HAクラスタ等のソフトウェア優位性を含めると総合コストでは互角です。

制約として、GPU非搭載のためハードウェアトランスコーディングに対応しません。Plex Media Serverでの4Kストリーミングにはソフトウェアトランスコーディングとなり、CPU負荷が高くなります。また、Thunderbolt接続には対応していません。

10GbE環境でDSMの管理性を重視する中堅企業やスタジオのメインストレージにおすすめです。

Synology DS1823xs+の口コミ

良い評価

  • 10GbE標準搭載で追加投資なしに高速転送環境が得られると高く評価されています。
  • DSMのエンタープライズ機能がライセンス費用なしで利用できるコストパフォーマンスが好評です。
  • DX517×2で最大18ベイまで拡張できるスケーラビリティが支持されています。
  • DS1522+からの乗り換えでCPU性能とネットワーク速度の改善を大きく実感したとの声があります。

気になる評価

  • QNAP TVS-h874のIntel Core搭載モデルと比較してCPU性能で劣るとの指摘があります。
  • Thunderbolt非対応で、DAS的な直結運用ができないとの声が挙がります。
  • ZFS非対応(BtrfsのみのDSM)で、QuTS heroのデータ保護機能と差があるとの意見があります。

Synology DS1823xs+の導入事例

  • 映像制作スタジオ:10GbE接続で4K素材のチーム共有NASとして運用し、DX517で段階的に拡張しています。
  • 中堅建築設計会社:8ベイRAID 6構成でBIMデータの長期保存とActive Backup for Businessを運用しています。
  • 中小IT企業:Synology HAクラスタを構成し、ファイルサーバーの高可用性環境を構築しています。
  • 大学研究室:18ベイ(本体+DX517×2)構成で研究データのアーカイブ環境を運用しています。

まとめ

Synology DS1823xs+は、Synologyが提供するデスクトップ型最上位の8ベイNASです。10GbE標準搭載・AMD Ryzen V1780B・DX517×2による最大18ベイ拡張・DSMエンタープライズ機能を特徴とし、ディスクレス約25万〜30万円で販売されています。

10GbE環境とDSMの管理性を両立させたい中堅企業にとって、Synologyデスクトップ型NASの最高峰に位置する製品です。

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