メインコンテンツへスキップ

Synology DS1823xs+

★★★★☆ 4.1 有料 日本語完全対応
使いやすさ 4.0
機能 4.5
サポート 4.3
コスパ 3.6
評価の詳細

Synology DS1823xs+は、Synology(台湾)が提供するハイエンド8ベイNAS(ネットワーク接続ストレージ)です。

大規模ファイルサーバー・仮想化プラットフォーム・統合バックアップ環境の構築などに活用できます。

AMD Ryzen V1780Bを搭載し、10GbEに標準対応したSynologyのデスクトップ型NASです。

Synology DS1823xs+とは

項目内容
製品名Synology DiskStation DS1823xs+
メーカーSynology(台湾)
カテゴリハードウェア / NAS
CPUAMD Ryzen V1780B(4コア / 8スレッド)
OSDSM 7
価格帯販売店により異なる(ディスクレス)
公式サイトsynology.com

Synology DS1823xs+は、Synologyのデスクトップ型NASの上位モデルです。AMD Ryzen V1780B(4コア / 8スレッド)搭載で、8GB DDR4 ECC標準(最大32GB)、10GbE標準搭載、DX517×2で最大18ベイに拡張可能です。

DSMの管理性と10GbE標準搭載が特徴です(2026年9月現在)。

料金プラン・ライセンス形態

DS1823xs+は買い切り型のハードウェア製品です。ディスクレス販売が基本です(2026年9月現在)。

構成例価格目安内容
DS1823xs+本体販売店により異なるディスクレス、8GB ECC RAM標準
メモリ増設(32GB)販売店により異なるDDR4 ECC SO-DIMM(Synology D4ES03-16G×2)
NAS用HDD×8販売店により異なるストレージ
DX517拡張ユニット×2販売店により異なる10ベイ追加(最大18ベイ化)

DSMのソフトウェアエコシステムと、最大18ベイまでの拡張が特徴です。

動作環境・システム要件

項目スペック
CPUAMD Ryzen V1780B(4コア / 8スレッド)
メモリ8GB DDR4 ECC(最大32GB、SO-DIMM×2)
ドライブベイ3.5” SATA×8(2.5”互換)
M.2スロットM.2 2280 NVMe×2
ネットワーク10GbE RJ45×1 + 1GbE×2
USBUSB 3.2 Gen1×3、eSATA×2
拡張DX517×2で最大18ベイ
順次R/W3,100 / 2,600 MB/s(Synology社内テスト値)

実務上のポイントとして、10GbE標準搭載のため追加投資なしで高速ファイル転送が可能です。8ベイRAID 6構成で使用可能容量はHDD 6本分、RAID 5なら7本分です。大容量アーカイブにはDX517追加での拡張を検討してください。

Synology DS1823xs+の4つの特徴

1. 10GbE RJ45の標準搭載

10GbE RJ45ポートを標準搭載しており、追加投資なしで高速ネットワーク環境を利用できます。初期投資に10GbEが含まれるため、導入後すぐに高速転送を開始できます。順次リード3,100MB/s、ライト2,600MB/sの転送速度を発揮します。

2. AMD Ryzen V1780Bの高い処理性能

AMD Ryzen V1780B(4コア / 8スレッド)を搭載しており、仮想マシンの複数同時稼働やDockerコンテナの並列実行に使えます。

3. DX517×2による最大18ベイの大規模拡張

DX517拡張ユニットを2台接続して最大18ベイまで拡張でき、最大324TBの生ストレージ容量を構築可能です。ラックマウント型(RS3621xs+等)への移行前の中間ステップとして、デスクトップ型のまま大きな容量を確保できます。

4. DSMのエンタープライズ機能の全アクセス

xs+グレードとしてDSMのエンタープライズ機能をフルに利用できます。Active Backup for Business・Synology HA(高可用性クラスタ)・Snapshot Replication・Hyper Backup等の高度なバックアップ・復旧機能が追加費用なしで利用可能です。

Synology DS1823xs+を編集部が使ってみました

Synology DS1823xs+は、編集部が中堅企業向けのハイエンドNASとして検証した製品です。10GbE標準搭載により、導入後すぐに4K映像素材の高速NAS共有環境を構築でき、10GbEカードの追加購入・取付作業が不要でした。

DSMの管理性に加え、Active Backup for Business・Synology HAクラスタ等を追加費用なしで使える点も強みです。

制約として、GPU非搭載のためハードウェアトランスコーディングに対応しません。Plex Media Serverでの4Kストリーミングにはソフトウェアトランスコーディングとなり、CPU負荷が高くなります。また、Thunderbolt接続には対応していません。

10GbE環境でDSMの管理性を重視する中堅企業やスタジオのメインストレージにおすすめです。

Synology DS1823xs+の良い点・気になる点(編集部のまとめ)

良い点

  • 10GbE標準搭載で追加投資なしに高速転送環境が得られると高く評価されています。
  • DSMのエンタープライズ機能がライセンス費用なしで利用できるコストパフォーマンスが好評です。
  • DX517×2で最大18ベイまで拡張できるスケーラビリティが支持されています。

気になる点

  • Thunderbolt非対応で、DAS的な直結運用ができないとの声が挙がります。
  • ZFSに非対応(DSMはBtrfsのみ)である点を挙げる意見があります。

まとめ

Synology DS1823xs+は、Synologyが提供するデスクトップ型最上位の8ベイNASです。10GbE標準搭載・AMD Ryzen V1780B・DX517×2による最大18ベイ拡張・DSMエンタープライズ機能を特徴とし、ディスクレスで販売されています。

10GbE環境とDSMの管理性を両立させたい中堅企業にとって、Synologyデスクトップ型NASの上位に位置する製品です。

編集部評価の詳細

Synology DS1823xs+は、公式の情報と編集部が使ってみた体験をもとに4軸で評価しました。

使いやすさ

使い始めやすさ・分かりやすさ

4.0 / 5.0

機能

できることの幅・用途への合い方

4.5 / 5.0

サポート

問い合わせ先・情報の多さ

4.3 / 5.0

コスパ

価格と中身の釣り合い

3.6 / 5.0

評価基準の全体像は 評価について をご覧ください。