Apple Studio Display / Apple Studio Display XDRは、Apple Inc.が販売する純正ディスプレイです。
Appleのディスプレイは、2026年3月3日に発表され、3月11日に発売されたStudio DisplayとStudio Display XDRの2機種です(2026年9月現在)。Appleは「Studio Display XDRはPro Display XDRに代わり」と案内しており、32インチ6KのPro Display XDRは現行のラインナップにありません。2機種とも27インチ5Kで、違いはバックライト・輝度・リフレッシュレート・色域にあります。
Apple ディスプレイとは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド名 | Apple Studio Display / Apple Studio Display XDR |
| メーカー | Apple Inc.(米国) |
| カテゴリ | ハードウェア / プロフェッショナルディスプレイ |
| ラインナップ | Studio Display(27インチ5K)/ Studio Display XDR(27インチ5K) |
| 対応OS | macOS / iPadOS |
| 価格帯 | 269,800円〜599,800円(Apple Store、2026年9月現在) |
| 公式サイト | apple.com/jp/displays |
Studio Displayは、27インチ5K Retina(5,120×2,880、218ppi)、600ニト、60Hz、P3広色域のディスプレイです。Studio Display XDRは同じ27インチ5Kの解像度で、2,304のディミングゾーンを持つミニLEDバックライト、SDR最大1,000ニト・HDRピーク2,000ニトの輝度、最大120Hzのリフレッシュレート、P3+Adobe RGBの広色域に対応します。
2機種とも、デスクビュー対応の12MPセンターフレームカメラ、6スピーカー、3マイクアレイ、Thunderbolt 5ポート2つとUSB-Cポート2つを備えています(2026年9月現在)。
料金プラン・ライセンス形態
Appleのディスプレイは買い切り型のモニターです(2026年9月現在)。
| モデル | 価格 | サイズ/解像度 | HDR |
|---|---|---|---|
| Studio Display(標準ガラス) | 269,800円〜 | 27インチ/5K | 公式仕様に記載なし |
| Studio Display(Nano-textureガラス) | 319,800円〜 | 27インチ/5K | 公式仕様に記載なし |
| Studio Display XDR(標準ガラス) | 479,800円〜 | 27インチ/5K | ピーク2,000ニト |
| Studio Display XDR(Nano-textureガラス) | 529,800円〜 | 27インチ/5K | ピーク2,000ニト |
価格はApple Storeの表示価格です(2026年9月24日時点)。Apple Storeの表示に税の表記はなく、Appleのニュースリリース(2026年3月3日)では、Studio Displayが269,800円(税込)から、スタンド付きのStudio Display XDRが549,800円(税込)からと案内されています。
Studio Displayは、傾きと高さを調整できるスタンドを選ぶと339,800円(標準ガラス)になります。Studio Display XDRの479,800円はスタンドのないVESAマウントアダプタの構成で、傾きと高さを調整できるスタンド付きは549,800円(標準ガラス)です。
動作環境・システム要件
| 項目 | Studio Display | Studio Display XDR |
|---|---|---|
| 接続 | Thunderbolt 5×2、USB-C×2 | Thunderbolt 5×2、USB-C×2 |
| ホスト充電 | 96W | 140W |
| 対応Mac | AppleシリコンとmacOS Tahoe 26.3.1以降を搭載したMac | 同左(M1、M1 Pro、M1 Max、M1 Ultra、M2、M3搭載のMacは最大60Hz) |
| 対応iPad | iPadOS 26.3.1以降のiPad Pro(M4、M5)ほか | iPadOS 26.3.1以降のiPad Pro(M4、M5)ほか |
| スピーカー | 6スピーカー(空間オーディオ) | 6スピーカー(空間オーディオ) |
| カメラ | 12MPセンターフレームカメラ(デスクビュー対応) | 12MPセンターフレームカメラ(デスクビュー対応) |
実務上のポイントとして、Appleの互換性情報に載っているのはAppleシリコン搭載のMacと一部のiPadで、Windows PCとIntel搭載のMacは記載がありません(2026年9月現在)。前機種のPro Display XDRにはカメラとスピーカーがありませんでしたが、現行の2機種はどちらも内蔵しています。
Apple ディスプレイの4つの特徴
1. 2機種とも27インチ5K Retina
Studio DisplayとStudio Display XDRは、どちらも27インチ・5,120×2,880ピクセル・218ppiです。前機種のPro Display XDRは32インチ6K(6,016×3,384)でしたが、現行の2機種は画面サイズと解像度がそろい、違いはバックライト・輝度・リフレッシュレート・色域になりました。
2. Studio Display XDRのミニLEDとHDR
Studio Display XDRは、2,304のディミングゾーンを持つミニLEDバックライトで、SDR最大1,000ニト、HDRピーク2,000ニト、コントラスト比1,000,000:1です。リフレッシュレートは最大120Hzで、アダプティブシンク(47Hz〜120Hz)に対応します。Studio Displayは600ニト・60Hzで、公式仕様にHDR輝度の記載はありません。
3. 用途別のリファレンスモード
どちらも用途に合わせたリファレンスモードを備えています。Studio DisplayはHDTVビデオ(BT.709-BT.1886)、デジタルシネマ(P3-DCI/P3-D65)、デザインとプリント(P3-D50)、インターネットとウェブ(sRGB)など9種類、Studio Display XDRはHDRビデオ(P3-ST 2084)やデザインとプリント(Adobe RGB-D50)を含む14種類です。
4. カメラ・スピーカー・Thunderbolt 5
2機種とも、デスクビュー対応の12MPセンターフレームカメラ、空間オーディオ対応の6スピーカー、3マイクアレイを内蔵しています。接続はThunderbolt 5ポート(最大120Gb/s)2つとUSB-Cポート(最大10Gb/s)2つで、ホスト充電はStudio Displayが96W、Studio Display XDRが140Wです。
Apple ディスプレイの良い点・気になる点(編集部のまとめ)
公式の仕様と価格をもとにまとめています(2026年9月現在)。
良い点
- 2機種とも27インチ5K(218ppi)で、カメラ・6スピーカー・Thunderbolt 5を内蔵しています。
- Studio Display XDRは、ミニLED(2,304ゾーン)・HDRピーク2,000ニト・120Hz・P3+Adobe RGBに対応します。
- Studio Display XDRにはスタンド付きの構成(549,800円)があり、前機種のPro Display XDRのようにスタンドを別に買う必要がありません。
- Studio Displayは最大4台まで連結接続できます。
気になる点
- 32インチ・6Kのモデルはなくなり、現行の2機種はどちらも27インチ5Kです。
- Studio Displayの開始価格は269,800円で、旧モデルの販売終了前の価格(219,800円(税込)、Apple Storeのアーカイブ)より50,000円高くなりました。
- Studio Displayの傾きと高さを調整できるスタンドの構成は、標準の構成より70,000円高くなります。
- Appleの互換性情報に、Windows PCとIntel搭載のMacは載っていません。
まとめ
Appleのディスプレイは、27インチ5KのStudio DisplayとStudio Display XDRの2機種です(2026年9月現在)。Studio Displayは600ニト・60Hz・P3で269,800円から、Studio Display XDRはミニLED・HDRピーク2,000ニト・120Hz・P3+Adobe RGBで479,800円(VESAマウントアダプタの構成)から販売されています。
HDRの確認や120Hzの表示が必要な場合はStudio Display XDR、SDR中心の作業ならStudio Displayが対象になります。