iPad Pro (M5)は、AppleのM5チップを搭載したタブレットです。
2025年10月16日に発表され、10月22日に発売されました。前モデルのiPad Pro (M4)と同じ11インチと13インチの2サイズで、画面と本体の厚さ・重さは変わらず、チップがM5になり、256GB・512GBモデルのメモリが12GBに増えました。現場での図面確認やApple Pencilでのスケッチにも使えるタブレットです。
iPad Pro (M5, 2025)とは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | iPad Pro (M5, 2025) |
| メーカー | Apple Inc.(米国) |
| カテゴリ | ハードウェア / タブレット |
| サイズ | 11インチ / 13インチ |
| チップ | Apple M5(9コアまたは10コアCPU / 10コアGPU) |
| 価格帯 | 209,800円〜(11インチ)/269,800円〜(13インチ)(Apple Store、2026年9月現在) |
| 公式サイト | apple.com/jp/ipad-pro |
iPad Pro (M5)は、タンデムOLEDのUltra Retina XDRディスプレイを搭載し、厚さは11インチが5.3mm、13インチが5.1mmです。OSはiPadOSで、発表時はiPadOS 26でした。
M5チップのCPUは、256GB・512GBモデルが9コア(スーパーコア3つ+高効率コア6つ)、1TB・2TBモデルが10コア(スーパーコア4つ+高効率コア6つ)で、GPUはどちらも10コアです(2026年9月現在)。
料金プラン・ライセンス形態
iPad Pro (M5)は買い切り型のハードウェア製品です(2026年9月現在)。
| モデル | ストレージ | 価格 | メモリ |
|---|---|---|---|
| 11インチ Wi-Fi | 256GB | 209,800円 | 12GB |
| 11インチ Wi-Fi | 512GB | 244,800円 | 12GB |
| 11インチ Wi-Fi | 1TB | 314,800円 | 16GB |
| 11インチ Wi-Fi | 2TB | 404,800円 | 16GB |
| 13インチ Wi-Fi | 256GB | 269,800円 | 12GB |
| 13インチ Wi-Fi | 512GB | 304,800円 | 12GB |
| 13インチ Wi-Fi | 1TB | 374,800円 | 16GB |
| 13インチ Wi-Fi | 2TB | 464,800円 | 16GB |
価格はApple Storeの標準ガラスの表示価格です(2026年9月24日時点、税の表記なし)。Wi-Fi + Cellularモデルは同じ容量のWi-Fiモデルより35,000円高く、Nano-textureガラス(1TB・2TBモデルのみ)を選ぶと17,000円高くなります。
発表時(2025年10月16日)のニュースリリースでは、11インチが168,800円(税込)から、13インチが218,800円(税込)からでしたが、現在のApple Storeでは209,800円から・269,800円からです。Apple Pencil ProとMagic Keyboardは別売です。
動作環境・システム要件
| 項目 | 11インチ | 13インチ |
|---|---|---|
| チップ | Apple M5(9コアまたは10コアCPU/10コアGPU) | Apple M5(9コアまたは10コアCPU/10コアGPU) |
| メモリ | 12GB(256GB・512GB)/ 16GB(1TB・2TB) | 12GB(256GB・512GB)/ 16GB(1TB・2TB) |
| ディスプレイ | Ultra Retina XDR(タンデムOLED) | Ultra Retina XDR(タンデムOLED) |
| 解像度 | 2,420×1,668(264ppi) | 2,752×2,064(264ppi) |
| 厚さ | 5.3mm | 5.1mm |
| 重さ | 444g(Wi-Fi) | 579g(Wi-Fi) |
| バッテリー | 最大10時間 | 最大10時間 |
実務上のポイントとして、外部ディスプレイは最大6K・60Hzを1台、または最大5K・120Hzを1台つなげます。40W以上のUSB-C電源アダプタを使うと、約30分で最大50%まで充電できます。10コアCPUと16GBのメモリが必要な場合は、1TB以上のモデルが対象です。
iPad Pro (M5)の4つの特徴
1. M5チップとNeural Accelerator入りのGPU
M5チップの10コアGPUは、各コアにNeural Acceleratorを備え、ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングに対応します。メモリ帯域幅は前モデルの120GB/sから153GB/sになりました。Appleによると、レイトレーシングを使う3Dレンダリングは前世代のiPad Proより最大1.5倍速く、AI性能はM4の最大3.5倍です。ストレージの読み書きも最大2倍速くなっています。
2. タンデムOLEDのUltra Retina XDRディスプレイ
ディスプレイは、SDR最大1,000ニト、XDR最大1,000ニト(フルスクリーン)・ピーク1,600ニト(HDRのみ)、コントラスト比2,000,000:1です。ProMotion(10Hz〜120Hz)とP3広色域に対応し、1TB・2TBモデルではNano-textureガラスを選べます。
3. Apple Pencil Proに対応
Apple Pencil ProとApple Pencil(USB-C)に対応しています。図面への書き込みやスケッチに使えますが、Apple Pencil Proは別売です。
4. 薄型ボディとWi-Fi 7・Thunderbolt
厚さは11インチが5.3mm、13インチが5.1mmで、重さはWi-Fiモデルで444gと579gです。無線はApple N1チップによるWi-Fi 7(802.11be)、Bluetooth 6、Threadで、前モデルのWi-Fi 6E・Bluetooth 5.3から更新されました。Cellularモデルは5G対応のApple C1Xモデムを搭載し、ポートはThunderbolt / USB 4です。
iPad Pro (M5)の良い点・気になる点(編集部のまとめ)
公式の仕様と価格をもとにまとめています(2026年9月現在)。
良い点
- 256GB・512GBモデルのメモリが12GBになり、前モデル(8GB)より50%増えました。
- 外部ディスプレイは、最大6K・60Hzに加えて最大5K・120Hzにも対応しました。
- 40W以上のUSB-C電源アダプタで、約30分で最大50%まで充電できます。
- 画面・厚さ・重さは前モデルと同じで、11インチは5.3mm・444g(Wi-Fi)です。
気になる点
- Apple Storeの価格は発表時より高く、11インチ256GBは168,800円から209,800円、13インチ256GBは218,800円から269,800円になっています。
- 10コアCPUと16GBのメモリは、1TB以上のモデルに限られます。
- Nano-textureガラスは1TB・2TBモデルでしか選べません。
- Apple Pencil ProとMagic Keyboardは別売です。
まとめ
iPad Pro (M5)は、AppleのM5チップを搭載した11インチと13インチのタブレットです。タンデムOLEDのUltra Retina XDRディスプレイ、Neural Accelerator入りの10コアGPU、12GBまたは16GBのメモリを備え、209,800円(11インチ、Apple Store、2026年9月現在)から販売されています。
前モデルと同じ画面と本体のまま、メモリと無線、外部ディスプレイの対応が強化されたモデルです。