Buffalo LinkStation / TeraStationシリーズは、株式会社バッファロー(日本)が提供する個人・法人向けNAS(ネットワーク接続ストレージ)のラインナップです。
データバックアップ・ファイル共有・メディアストリーミングなどに活用できます。
個人向けLinkStationから法人向けTeraStationまで幅広く展開しています。
Buffalo LinkStation / TeraStationシリーズとは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Buffalo LinkStation / TeraStation シリーズ |
| メーカー | 株式会社バッファロー(日本・東京都千代田区) |
| カテゴリ | ハードウェア / NAS |
| 主要シリーズ | LinkStation(個人/SOHO)/ TeraStation(中小企業/法人) |
| 対応OS | Windows / macOS |
| 価格帯 | 34,870円〜4,961,000円(税込・希望小売価格、2026年9月現在) |
| 公式サイト | buffalo.jp |
Buffalo NASは、国内シェア上位のNASブランドです。個人・SOHO向けのLinkStation(LS210DG/LS220DG/LS710D/LS720D等)と、法人向けのTeraStation(TS3030/TS5020/TS6000/TS7010等)の2ラインが展開されています。
株式会社バッファローは国内メーカーで、個人向け商品のサポートには電話窓口とメール窓口(24時間受付)があります(2026年9月現在)。
料金プラン・ライセンス形態
Buffalo NASは買い切り型のハードウェア製品です(2026年9月現在)。
| シリーズ | 価格帯 | ベイ数 | 対象 |
|---|---|---|---|
| LinkStation LS210DG/LS220DG | 34,870円〜94,160円 | 1〜2ベイ | 個人・家庭 |
| LinkStation LS710D/LS720D | 48,950円〜176,880円 | 1〜2ベイ | 個人・SOHO |
| TeraStation TS3030 | 140,800円〜584,100円 | 2〜4ベイ | 小規模法人 |
| TeraStation TS5020/TS6000 | 157,300円〜4,598,000円 | 2〜12ベイ | 中小企業 |
| TeraStation TS7010 | 1,113,200円〜4,961,000円 | 12ベイ | 大規模オフィス |
Synology DS224+(ディスクレス)と比較して、LinkStationはHDD搭載済みモデルが多く、購入後すぐに使い始められる手軽さがあります。TeraStationは法人向けサポートとRAID対応で差別化されています。
動作環境・システム要件
| 項目 | LinkStation | TeraStation |
|---|---|---|
| ネットワーク | 1GbE / 2.5GbE(高速モデル) | 1GbE / 2.5GbE / 10GbE(モデルによる) |
| RAID | RAID 0/1(2ベイ以上) | RAID 0/1/5/6/10 |
| 管理 | Webブラウザ / NAS Navigator | Webブラウザ / NAS Navigator |
| リモートアクセス | WebAccess | WebAccess / VPN |
実務上のポイントとして、LinkStationのスタンダードモデル(LS210DG/LS220DG)は1GbE接続のため、大容量ファイルの転送速度は最大約110MB/s程度です。高速モデル(LS710D/LS720D)は2.5GbEに対応します。4K映像素材の頻繁な読み書きには、10GbE対応のTeraStationまたはSynology/QNAP上位機が推奨されます。
Buffalo NASの4つの特徴
1. 国内メーカーの手厚いサポート体制
日本語の電話サポート・チャットサポート・出張設定サービスなど、国内メーカーならではの手厚いサポートが利用できます。NASの初期設定に不安がある法人にとって安心材料です。
2. HDD搭載済みモデルの簡単セットアップ
多くのモデルがHDD搭載済みで販売されており、箱から出してネットワークに接続するだけで即座に使い始められます。Synology/QNAP(ディスクレスが基本)のようなHDD選定・装着の手間がなく、IT知識が少ないユーザーでも導入が容易です。
3. TeraStationのRAID対応と法人向け信頼性
TeraStationシリーズはRAID 0/1/5/6/10に対応しており、データの冗長化と高速化を柔軟に設定できます。ホットスワップ対応モデルでは、運用中のHDD交換が可能です。Active Directoryとの連携にも対応しており、Windows Server環境への統合が容易です。
4. WebAccessによるリモートアクセス
WebAccess機能により、外出先からインターネット経由でNAS上のファイルにアクセスできます。スマートフォンアプリも提供されており、撮影現場から事務所のNASにデータをアップロードするワークフローにも対応します。
Buffalo NASを編集部が使ってみました
Buffalo NASは、編集部がPERSCの社内ファイル共有環境として検証した製品群です。LinkStationの初期セットアップは非常に簡単で、IT担当者がいない小規模事務所でも15分程度で運用開始できました。
HDD搭載済みモデルが多いため、Synology DS224+(ディスクレス・HDD別途)のようにHDDを選んで組み込む手間がかかりません。電話サポートの品質も良好でした。
制約として、管理画面の機能が限定的で、Docker・仮想マシン・高度なバックアップ設定には対応していません。
手軽さとサポートを重視する個人・中小企業に、国内メーカーの安心感を備えたNASとしておすすめです。
Buffalo NASの良い点・気になる点(編集部のまとめ)
良い点
- HDD搭載済みモデルの簡単セットアップが非常に楽で、IT知識がなくても導入できたと高く評価されています。
- 電話サポートの対応品質が良く、トラブル時に安心できると支持されています。
- 国内メーカーとして日本語マニュアルの充実度が高く、操作がわかりやすいと好評です。
- TeraStationのRAID対応とActive Directory連携が中小企業のIT環境に適していると歓迎されています。
気になる点
- 管理画面の機能が限定的で、拡張性が物足りないとの指摘があります。
- 1GbE接続のモデルが多く、大容量ファイルの転送速度に不満があるとの声が挙がります。
- ファームウェアのアップデート頻度が少ないとの意見があります。
まとめ
Buffalo LinkStation / TeraStationシリーズは、株式会社バッファローが提供する個人・法人向けNASのラインナップです。国内メーカーの手厚いサポート・HDD搭載済みの簡単セットアップ・TeraStationのRAID対応・WebAccessリモートアクセスを特徴とし、34,870円〜4,961,000円(税込・希望小売価格)で展開されています。
手軽さとサポートを重視する個人・中小企業にとって、国内メーカーの安心感を備えた信頼性の高いNASです。