ViewSonic ColorPro VPシリーズは、ViewSonic Corporation(米国)のプロフェッショナル向けカラーマネジメントモニターです。日本ではビューソニックジャパン株式会社が販売しています。
ViewSonic Japanのサイトで「VP - プロフェッショナル」に分類されているのは、23.8型フルHDのVP2456A(2026年2月下旬発売)と、27型5KのVP2788-5K(2026年4月下旬発売)の2機種です。このページでは、この2機種を扱います(2026年9月現在)。
ViewSonic ColorPro VPシリーズとは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | ViewSonic ColorPro VP シリーズ |
| メーカー | ViewSonic Corporation(米国) |
| カテゴリ | ハードウェア / カラーマネジメントモニター |
| 主要モデル | VP2456A / VP2788-5K |
| 色域 | sRGBカバー率100%(2機種)、DCI-P3カバー率99%(VP2788-5K) |
| 認証 | Pantone認証(2機種) |
| 対応OS | Windows / macOS |
| 価格帯 | オープン価格(市場想定売価 29,800円前後〜139,800円前後・税込、2026年9月現在) |
| 公式サイト | viewsonic.com/jp |
2機種とも工場出荷時にキャリブレーションされ、Delta E<2の色精度が示されています。製品ごとのキャリブレーションレポートが付属します(VP2788-5KはWebからのダウンロード方式)。
VP2456Aは、USB-C(最大90W給電)と120Hz表示を備えた23.8型のモデルです。VP2788-5Kは、画素密度218 PPIの27型5Kモデルで、ViewSonic Japanは「Mac ユーザーに最適」なモデルとして発表しています。2基のThunderbolt 4ポート(うち1基は最大100W給電)、デイジーチェーン、ハードウェアキャリブレーションに対応します(2026年9月現在)。
料金プラン・ライセンス形態
ViewSonic ColorPro VPシリーズは買い切り型のモニター製品です(2026年9月現在)。
| モデル | 価格 | サイズ / 解像度 | 主な認証 |
|---|---|---|---|
| VP2456A | オープン価格(市場想定売価 29,800円前後・税込) | 23.8型 / 1920×1080(120Hz) | Pantone認証 |
| VP2788-5K | オープン価格(市場想定売価 139,800円前後・税込) | 27型 / 5120×2880(60Hz) | Pantone認証 |
価格は、ビューソニックジャパンが発売時に出したプレスリリースの希望小売価格(オープン)と市場想定売価です(VP2456Aは2026年2月24日、VP2788-5Kは2026年4月24日の発表)。ViewSonic Japanのサイトに直販の価格表示はなく、製品ページの「取扱店舗」は販売店のページにつながっています。
動作環境・システム要件
| 項目 | VP2456A | VP2788-5K |
|---|---|---|
| 入出力端子 | HDMI 1.4×1 / DisplayPort 1.2×1 / USB Type-C(アップストリーム)×1 / USB Type-C(ダウンストリーム)×1 / USB Type-A×3 | HDMI 2.1×1 / DisplayPort 1.4×1 / Thunderbolt 4×2 / USB Type-C×2 / USB Type-A×2 |
| PCへの給電 | USB Type-C 最大90W | Thunderbolt 4 最大100W |
| 解像度 / リフレッシュレート | 1920×1080 / 120Hz | 5120×2880 / 60Hz |
| HDR | なし | VESA HDR400 |
| キャリブレーション | 工場出荷時キャリブレーション(Delta E<2) | 工場出荷時キャリブレーション(Delta E<2)、ハードウェアキャリブレーション、セルフキャリブレーション |
| 保証 | 3年フル保証(液晶パネル・バックライト含む) | 3年フル保証(液晶パネル・バックライト含む) |
実務上のポイントとして、VP2456AのUSB Type-CはDisplayPort Alt modeに対応し、ケーブル1本で映像の入力とPCへの給電ができます。VP2788-5Kは、Thunderbolt 4ケーブル1本でノートPCとの接続・給電・データ転送ができ、もう1基のThunderbolt 4ポートで2台目の5Kモニターをデイジーチェーン接続できます。
VP2788-5Kのハードウェアキャリブレーションには、ColorPro WheelやX-Rite i1Display Pro、Datacolor Spyder Xなどのキャリブレーターと、専用ソフトのColorbration+を使います。キャリブレーターは付属品に含まれていません。VP2788-5Kについては、MacBookやWindows PCを含む幅広いデバイスに対応すると案内されています。VP2456Aの製品ページに対応OSの記載はありません。GPUの要件は公式には示されていません(2026年9月現在)。
ViewSonic ColorPro VPシリーズの4つの特徴
1. Pantone認証とsRGBカバー率100%
2機種ともPantone認証を取得し、sRGBカバー率は100%です。工場出荷時にキャリブレーションされ、Delta E<2の色精度が示されています。ColorPro Senseを使うと、Pantoneのカラーライブラリから色を探して照合できます。
2. VP2788-5Kの27型5K画面
VP2788-5Kは5120×2880の解像度で、画素密度は218 PPIです。DCI-P3カバー率99%、Adobe RGBカバー率88%、最大輝度500cd/m²、コントラスト比2,000:1で、VESA HDR400に対応します。表面にはAGLR(アンチグレア・低反射)技術を使っています。
3. Thunderbolt 4とUSB-Cでの給電
VP2788-5KはThunderbolt 4ポートを2基備え、最大100Wの給電、最大40Gbpsのデータ転送、デュアル5Kのデイジーチェーン接続に対応します。PIP・PBP・KVMの機能もあります。VP2456AはUSB-Cで最大90Wを給電でき、USB Type-Aポートを3基備えます。
4. 調整できるスタンドと表示モード
2機種とも、高さ・チルト・スウィーベル・ピボットを調整できるスタンドを備え、VESA 100×100mmのマウントに対応します。高さの調整幅はVP2456Aが130mm、VP2788-5Kが120mmです。VP2456Aは、画面を回転させると表示の向きが切り替わるオートピボットに対応します。表示モードには、2機種ともCAD/CAMモードがあります。
ViewSonic ColorPro VPシリーズの良い点・気になる点(編集部のまとめ)
公式の仕様と価格をもとにまとめています(2026年9月現在)。
良い点
- 2機種ともPantone認証とsRGBカバー率100%で、工場出荷時にキャリブレーションされています(Delta E<2)。
- VP2788-5Kは5K(218 PPI)・DCI-P3カバー率99%で、Thunderbolt 4(最大100W給電)とデイジーチェーンに対応します。
- VP2456Aは、USB-Cで最大90Wを給電でき、120Hz表示に対応します。
- 2機種とも3年フル保証(液晶パネル・バックライト含む)です。
気になる点
- 日本の現行ラインナップは、23.8型フルHDと27型5Kの2機種だけです。
- VP2456Aは、ViewSonic Japanの製品検索でハードウェアキャリブレーション対応の機種に含まれず、HDRにも対応していません。
- VP2788-5Kのリフレッシュレートは60Hzです。
- キャリブレーターは付属しておらず、ハードウェアキャリブレーションには別に用意する必要があります。
まとめ
ViewSonic ColorPro VPシリーズは、ViewSonicのプロフェッショナル向けカラーマネジメントモニターで、日本ではビューソニックジャパン株式会社が販売しています。現行の日本のラインナップは、23.8型フルHD・120HzのVP2456Aと、27型5K・Thunderbolt 4搭載のVP2788-5Kの2機種です(2026年9月現在)。
価格はいずれもオープン価格で、発表時の市場想定売価はVP2456Aが29,800円前後、VP2788-5Kが139,800円前後(いずれも税込)です。