Wacom Intuos Proは、株式会社ワコム(日本)のプロ向けペンタブレット(板タブ)のシリーズです。
現行モデルは2025年2月12日に発表された3機種で、small(PTK470)とmedium(PTK670)が2025年3月26日、large(PTK870)が2025年6月12日に発売されました。ペンはWacom Pro Pen 3になり、本体の厚さは4〜7mmです。
Wacom Intuos Proとは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Wacom Intuos Pro (PTK470/670/870) |
| メーカー | 株式会社ワコム(日本) |
| カテゴリ | ハードウェア / ペンタブレット(板タブ) |
| サイズ展開 | small / medium / large |
| 筆圧レベル | 8,192段階 |
| ペン | Wacom Pro Pen 3 |
| 接続 | USB / Bluetooth |
| 対応OS | Windows / macOS |
| 価格帯 | 41,580円〜82,280円(税込、2026年9月現在) |
| 公式サイト | wacom.com |
画面を持たないペンタブレットで、モニターを見ながら手元のタブレットにペンで入力します。ワコムは公式サイトでこの世代を「Wacom Intuos Pro (2025)」と表記しています。読取可能範囲は3サイズとも16:9で、前モデル(PTH-460/660/860)の16:10から変わりました。
対応OSはWindows 10以降とmacOS 13以降です。マルチタッチ機能は3サイズともありません(2026年9月現在)。
料金プラン・ライセンス形態
Wacom Intuos Proは買い切り型のハードウェア製品です(2026年9月現在)。
| モデル | 価格(税込) | 読取可能範囲 | 質量 |
|---|---|---|---|
| Intuos Pro small (PTK470K0C) | 41,580円 | 187×105mm | 240g |
| Intuos Pro medium (PTK670K0C) | 62,480円 | 263×148mm | 411g |
| Intuos Pro large (PTK870K0C) | 82,280円 | 349×195mm | 660g |
価格はワコムストアの通常価格です(2026年9月24日時点)。3サイズとも、発表時(2025年2月12日)のワコムストア価格から変わっていません。前モデルのワコムストア最終価格と比べると、mediumは54.3%、largeは50.2%上がっています。
動作環境・システム要件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Windows 10 以降(最新のSP/ビルド適用)/ macOS 13 以降 |
| 有線接続 | USB-Aポート(同梱のUSB-C - USB-Aケーブル 1.8m) |
| 無線接続 | Bluetooth Low Energy |
| その他 | インターネット接続(ドライバとソフトウェアのダウンロード) |
| バッテリー | 最大16時間(充電時間3.5時間) |
実務上のポイントとして、PC側のUSB-Cポートにつなぐ場合は、USB-C - USB-A変換アダプターが別に必要です。GPUの要件はありません。前モデルの要件にあったmacOS 10.15〜12は、対応OSに含まれなくなりました。Bluetoothのバージョン番号は日本の製品ページに記載がありません(2026年9月現在)。
Wacom Intuos Proの4つの特徴
1. Wacom Pro Pen 3
3サイズともWacom Pro Pen 3を使います。筆圧8,192段階、傾き検出±60°、読取分解能(公称)0.005mmで、電池を使わない電磁誘導方式です。サイドスイッチは3つ、または0(なし)で使えます。Pro Pen 2などのPro Penシリーズや、パイロット・LAMY・ステッドラーなどのコラボペンも使えます。
2. small / medium / largeの3サイズ
読取可能範囲はsmallが187×105mm、mediumが263×148mm、largeが349×195mmで、3サイズとも前モデルより幅が広がりました。質量は前モデルから、smallが450gから240g、mediumが700gから411g、largeが1,300gから660gに軽くなっています。
3. Bluetoothと最大3台の切り替え
USB接続に加えて、Bluetoothで無線接続できます。本体のUSB/Bluetoothセレクターで、接続先を最大3台まで切り替えられます。バッテリーは最大16時間で、前モデルの10時間から延びました。充電時間は3.5時間(急速充電対応のPCに接続した場合は2時間)です。
4. ExpressKeyとダイヤル
ExpressKeyはsmallが5キー、mediumとlargeが10キーで、ソフトウェアごとに割り当てを変えられます。前モデルのタッチホイールに代わって物理的なダイヤルが付き、smallは1つ、mediumとlargeは2つです。右利き・左利きのどちらでも使えます。
Wacom Intuos Proの良い点・気になる点(編集部のまとめ)
公式の仕様と価格をもとにまとめています(2026年9月現在)。
良い点
- 3サイズとも厚さ4〜7mmで、前モデルより軽くなりました(mediumは700gから411g)。
- Bluetooth接続時のバッテリーが最大16時間になり、接続先を最大3台まで切り替えられます。
- Pro Pen 3に加えて、Pro Pen 2などのPro Penシリーズも使えます。
- mediumとlargeは、ExpressKeyが10キー、ダイヤルが2つになりました。
気になる点
- 前モデルにあったマルチタッチ機能が3サイズともなくなりました。
- 価格は前モデルのワコムストア最終価格から、mediumで54.3%、largeで50.2%上がりました。
- 同梱ケーブルのPC側はUSB-Aで、USB-CだけのPCでは変換アダプターが別に必要です。
- smallのExpressKeyは、前モデルの6キーから5キーに減りました。
まとめ
Wacom Intuos Proは、ワコムのプロ向け板タブのシリーズです。現行の2025年モデルはsmall・medium・largeの3サイズで、Pro Pen 3、16:9の読取可能範囲、最大16時間のBluetooth接続を備え、ワコムストアで41,580円〜82,280円(税込、2026年9月現在)で販売されています。
前モデルと比べると、軽くなりバッテリー時間が延びた一方、マルチタッチ機能がなくなり、価格が上がりました。