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Wacom Intuos Pro

★★★★☆ 4.1 有料 日本語完全対応
使いやすさ 4.1
機能 4.2
サポート 4.4
コスパ 3.7
評価の詳細

Wacom Intuos Proは、株式会社ワコム(日本)のプロ向けペンタブレット(板タブ)のシリーズです。

現行モデルは2025年2月12日に発表された3機種で、small(PTK470)とmedium(PTK670)が2025年3月26日、large(PTK870)が2025年6月12日に発売されました。ペンはWacom Pro Pen 3になり、本体の厚さは4〜7mmです。

Wacom Intuos Proとは

項目内容
製品名Wacom Intuos Pro (PTK470/670/870)
メーカー株式会社ワコム(日本)
カテゴリハードウェア / ペンタブレット(板タブ)
サイズ展開small / medium / large
筆圧レベル8,192段階
ペンWacom Pro Pen 3
接続USB / Bluetooth
対応OSWindows / macOS
価格帯41,580円〜82,280円(税込、2026年9月現在)
公式サイトwacom.com

画面を持たないペンタブレットで、モニターを見ながら手元のタブレットにペンで入力します。ワコムは公式サイトでこの世代を「Wacom Intuos Pro (2025)」と表記しています。読取可能範囲は3サイズとも16:9で、前モデル(PTH-460/660/860)の16:10から変わりました。

対応OSはWindows 10以降とmacOS 13以降です。マルチタッチ機能は3サイズともありません(2026年9月現在)。

料金プラン・ライセンス形態

Wacom Intuos Proは買い切り型のハードウェア製品です(2026年9月現在)。

モデル価格(税込)読取可能範囲質量
Intuos Pro small (PTK470K0C)41,580円187×105mm240g
Intuos Pro medium (PTK670K0C)62,480円263×148mm411g
Intuos Pro large (PTK870K0C)82,280円349×195mm660g

価格はワコムストアの通常価格です(2026年9月24日時点)。3サイズとも、発表時(2025年2月12日)のワコムストア価格から変わっていません。前モデルのワコムストア最終価格と比べると、mediumは54.3%、largeは50.2%上がっています。

動作環境・システム要件

項目内容
OSWindows 10 以降(最新のSP/ビルド適用)/ macOS 13 以降
有線接続USB-Aポート(同梱のUSB-C - USB-Aケーブル 1.8m)
無線接続Bluetooth Low Energy
その他インターネット接続(ドライバとソフトウェアのダウンロード)
バッテリー最大16時間(充電時間3.5時間)

実務上のポイントとして、PC側のUSB-Cポートにつなぐ場合は、USB-C - USB-A変換アダプターが別に必要です。GPUの要件はありません。前モデルの要件にあったmacOS 10.15〜12は、対応OSに含まれなくなりました。Bluetoothのバージョン番号は日本の製品ページに記載がありません(2026年9月現在)。

Wacom Intuos Proの4つの特徴

1. Wacom Pro Pen 3

3サイズともWacom Pro Pen 3を使います。筆圧8,192段階、傾き検出±60°、読取分解能(公称)0.005mmで、電池を使わない電磁誘導方式です。サイドスイッチは3つ、または0(なし)で使えます。Pro Pen 2などのPro Penシリーズや、パイロット・LAMY・ステッドラーなどのコラボペンも使えます。

2. small / medium / largeの3サイズ

読取可能範囲はsmallが187×105mm、mediumが263×148mm、largeが349×195mmで、3サイズとも前モデルより幅が広がりました。質量は前モデルから、smallが450gから240g、mediumが700gから411g、largeが1,300gから660gに軽くなっています。

3. Bluetoothと最大3台の切り替え

USB接続に加えて、Bluetoothで無線接続できます。本体のUSB/Bluetoothセレクターで、接続先を最大3台まで切り替えられます。バッテリーは最大16時間で、前モデルの10時間から延びました。充電時間は3.5時間(急速充電対応のPCに接続した場合は2時間)です。

4. ExpressKeyとダイヤル

ExpressKeyはsmallが5キー、mediumとlargeが10キーで、ソフトウェアごとに割り当てを変えられます。前モデルのタッチホイールに代わって物理的なダイヤルが付き、smallは1つ、mediumとlargeは2つです。右利き・左利きのどちらでも使えます。

Wacom Intuos Proの良い点・気になる点(編集部のまとめ)

公式の仕様と価格をもとにまとめています(2026年9月現在)。

良い点

  • 3サイズとも厚さ4〜7mmで、前モデルより軽くなりました(mediumは700gから411g)。
  • Bluetooth接続時のバッテリーが最大16時間になり、接続先を最大3台まで切り替えられます。
  • Pro Pen 3に加えて、Pro Pen 2などのPro Penシリーズも使えます。
  • mediumとlargeは、ExpressKeyが10キー、ダイヤルが2つになりました。

気になる点

  • 前モデルにあったマルチタッチ機能が3サイズともなくなりました。
  • 価格は前モデルのワコムストア最終価格から、mediumで54.3%、largeで50.2%上がりました。
  • 同梱ケーブルのPC側はUSB-Aで、USB-CだけのPCでは変換アダプターが別に必要です。
  • smallのExpressKeyは、前モデルの6キーから5キーに減りました。

まとめ

Wacom Intuos Proは、ワコムのプロ向け板タブのシリーズです。現行の2025年モデルはsmall・medium・largeの3サイズで、Pro Pen 3、16:9の読取可能範囲、最大16時間のBluetooth接続を備え、ワコムストアで41,580円〜82,280円(税込、2026年9月現在)で販売されています。

前モデルと比べると、軽くなりバッテリー時間が延びた一方、マルチタッチ機能がなくなり、価格が上がりました。

編集部評価の詳細

Wacom Intuos Proは、公式の情報をもとに編集部が4軸で評価しました。 各項目の判断根拠を以下に記載します。

使いやすさ

使い始めやすさ・分かりやすさ

4.1 / 5.0

前モデル(Intuos Pro PTH-460/660/860)の評価4.1を引き継いだ。同じワコムの板タブで、ペンとExpressKeyで操作する形は変わらない。

機能

できることの幅・用途への合い方

4.2 / 5.0

前モデルの4.3から0.1下げた。3サイズとも軽くなり(mediumは700gから411g)、Bluetooth接続時の駆動時間が10時間から16時間に延び、ペンがPro Pen 3になった一方、前モデルにあったマルチタッチ機能が全サイズでなくなった。

サポート

問い合わせ先・情報の多さ

4.4 / 5.0

前モデルの評価4.4を引き継いだ。同じワコムの製品で、サポートの窓口は変わらない。

コスパ

価格と中身の釣り合い

3.7 / 5.0

前モデルの3.9から0.2下げた。ワコムストアの価格が、mediumは前モデルの最終価格40,480円から62,480円へ54.3%、largeは54,780円から82,280円へ50.2%上がった(smallは前モデルの最終価格を確認できなかった)。

評価基準の全体像は 評価について をご覧ください。