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Dell Pro Precision & Dell Pro Max

★★★★☆ 4.2 有料 日本語完全対応
使いやすさ 4.1
機能 4.5
サポート 4.4
コスパ 3.8
評価の詳細

Dell Pro Precision & Dell Pro Max(旧 Dell Precision)は、Dell Technologiesのワークステーション製品群です。Dell日本のサイトでは、ワークステーションの項目にDell Pro Precision(モバイル ワークステーション/デスクトップ ワークステーション)とDell Pro Max(ノートパソコン/デスクトップ)が並び、デスクトップの一覧ページは「Dell Pro Precision & Dell Pro Max」という名前です(2026年9月現在)。

Dell日本は2025年3月31日にDell Pro MaxシリーズのノートPCとデスクトップPCを販売開始しました。2026年3月27日の発表(同月25日の米国発表の抄訳)では、Precisionの名前を「Dell Pro Precision」として復活させ、5S・5シリーズ・7シリーズのモバイル ワークステーションと、9 T2/T4/T6デスクトップを発表しています。

Dell Pro Precision & Dell Pro Maxとは

項目内容
製品名Dell Pro Precision / Dell Pro Max
メーカーDell Technologies Inc.(米国テキサス州ラウンドロック。日本法人はデル・テクノロジーズ株式会社)
カテゴリハードウェア / プロフェッショナルワークステーション
主な製品ノート:Dell Pro Precision 5S・5シリーズ・7シリーズ、Dell Pro Max/デスクトップ:Dell Pro Precision 7シリーズ・9シリーズ、Dell Pro Max
対応OSWindows / Linux
価格帯販売構成により異なる(2026年9月現在)
公式サイトノートパソコン / デスクトップ

Dell Pro Precisionは、Dell日本の製品紹介ページで「ノートパソコン、デスクトップ、タワー、ラックからお選びいただけます」と説明されている製品群です。日本では、7 T1デスクトップ(2026年2月25日)、7シリーズ 14/16(4月1日)、5シリーズ 14/16(6月4日)、5 14S・5 16S(6月16日)、1Uラックの7 R1(8月4日)、9 T2/T4/T6デスクトップ(8月12日)の販売開始が発表されています。Dell Pro Maxには、2025年3月31日に販売開始されたDell Pro Max 16・14のノートPCとTower T2・Slim・MicroのデスクトップPCのほか、AI開発向けのDell Pro Max with GB10・with GB300があります。

製品ページの構成の選択肢には、Windows 11 Pro(9シリーズはWindows 11 Pro for Workstations)のほか、Ubuntu Linux 24.04 LTSがあります。Dell Pro MaxのTower T2・Slim・MicroではRed Hat Linux 9.6 エンタープライズ WSも選択肢にあり、Dell Pro Max with GB10のOSはNVIDIA DGX OS 7です(2026年9月現在)。Dell日本の発表資料では、ワークステーションがISV(独立系ソフトウェア ベンダー)によるテストと認定を受けていると説明されています。

料金プラン・ライセンス形態

Dell Pro Precision & Dell Pro Maxは買い切り型のワークステーションです。製品ページでは、パソコン・周辺機器・ソフトウェア・サービスを含めた月額サブスクリプションのDell APEX PC as a Serviceも案内されています。Dell日本のオンラインストアで価格が表示されているのは、次の2製品です(2026年9月現在)。

製品価格構成
Dell Pro Max with GB102,140,820円(税込・配送料込)NVIDIA GB10 Grace Blackwell Superchip / 128GB LPDDR5X / 4TB SSD / NVIDIA DGX OS 7
Dell Pro Max with GB30030,376,739円(税込・配送料込)NVIDIA Grace(72コア)とGB300 / 496GB LPDDR5X / 16TB SSD / Ubuntu Pro 24.04 LTS

そのほかのDell Pro PrecisionとDell Pro Maxの製品ページは「販売終了」と表示され、「この製品のオンラインでの販売は終了しましたが、Dellでは同様の製品をお取り扱いしています」と書かれています。ストアの上部には見積り・購入相談の窓口(電話0120-912-039、チャット、LINE。平日)が案内されており、これらの製品の価格は販売構成により異なります(2026年9月現在)。

Dell Pro Precision & Dell Pro Maxは、HP Z WorkstationやLenovo ThinkStationと並ぶワークステーションの製品群です。国内BTO(ドスパラ GALLERIA・マウス DAIV等)と比べると、ISV認定と法人向けの保守サービスを備える点が違います。

動作環境・システム要件

項目Dell Pro Precision 5 14S(エントリー ノート)Dell Pro Precision 9 T6(タワー)
OSWindows 11 Pro / Home、Ubuntu Linux 24.04 LTSWindows 11 Pro for Workstations、Ubuntu Linux 24.04 LTS
CPUインテル Core Ultra 5 336H〜Core Ultra X9 388H(vPro)インテル Xeon 600(最大86コア、350W)
メモリ最大64GB(LPCAMM2、8533MT/s)最大4TB DDR5(DIMM 16スロット)
GPUインテル Arc Pro(内蔵、最大B390)600Wを最大2基、300Wを最大5基、または50Wを最大7基
ストレージ最大2TB PCIe Gen5 SSD最大21スロット、最大316TB

実務上のポイントとして、製品ページではProSupport(リモート診断後のオンサイトサービス付き)やProSupport Plus、アクシデンタル ダメージ サービスなどの保守サービスを構成時に選べます。製品ページには、地域の技術エキスパートに24時間365日アクセスできると書かれています。Dell Pro Precision 5 14Sの最小重量は1.42kgで、AMD Ryzen AI 400を積むモデルもあります。

Dell Pro Precision & Dell Pro Maxの4つの特徴

1. ISV認定を受けたワークステーション

Dell日本の発表資料では、Dell Pro Precisionの各製品がISV(独立系ソフトウェア ベンダー)によるテストと認定を受けていると説明されています。Dell Pro Precisionのノートパソコンは、MIL-STD 810H規格の試験も実施されています。

2. ノートからラックまでの製品構成

ノートは、エントリーの5S(5 14S・5 16S)、5シリーズ(14・16)、7シリーズ(14・16)と、Dell Pro Max(14・16、Premium 14・16を含む)があります。デスクトップは、7 T1、1Uラックの7 R1、Xeon 600を積む9 T2/T4/T6と、Dell Pro MaxのTower T2・Slim・Micro、NVIDIA Grace Blackwellを積むwith GB10・with GB300があります。

3. 保守サービスとサポート

製品ページでは、ProSupport(リモート診断後のオンサイトサービス付き)、ProSupport Plus、アクシデンタル ダメージ サービス、ハードディスクの保管などを構成時に選べます。導入支援のProDeployや、月額サブスクリプションのDell APEX PC as a Serviceも案内されています。

4. Dell Pro Precision 9シリーズの拡張性

9 T2は、Xeon 600(最大24コア)、最大1TBのDDR5メモリー、5個のPCIeスロットを備えた32Lのタワーです。9 T4は最大86コア、最大4TBのメモリー、6個のPCIeスロットに対応します。9 T6はPCIeスロットが最大15個で、GPUは600Wを最大2基、300Wを最大5基、または50Wを最大7基まで積めます。

Dell Pro Precision & Dell Pro Maxの良い点・気になる点(編集部のまとめ)

良い点

  • ノートパソコン、デスクトップ、タワー、ラックから用途に合わせて選べます。
  • Dell Pro Precision 9 T6は、最大86コアのXeon 600、最大4TBのDDR5メモリー、最大15個のPCIeスロットに対応します。
  • 多くの製品で、Windows 11のほかUbuntu Linux 24.04 LTSを構成時に選べます。
  • エントリーのDell Pro Precision 5 14Sは最小重量1.42kgです。

気になる点

  • 日本のオンラインストアでは、Dell Pro Max with GB10・with GB300以外の製品ページが「販売終了」表示で、構成と価格は見積り相談で確かめる必要があります(2026年9月現在)。
  • 名前がDell Pro PrecisionとDell Pro Maxの2系統に分かれ、旧Precisionの3000・5000・7000シリーズとは番号の体系も変わっています。
  • Dell Pro Precision 5 14S・5 16SのGPUは内蔵のインテル Arc ProまたはAMD Radeon PROです。Dell Pro PrecisionのノートでNVIDIAのGPUを選べるのは、5シリーズと7シリーズです。

まとめ

Dell Pro Precision & Dell Pro Max(旧 Dell Precision)は、Dell Technologiesのワークステーション製品群です。ノートはDell Pro Precision 5S・5シリーズ・7シリーズとDell Pro Max、デスクトップはDell Pro Precision 7シリーズ・9シリーズとDell Pro Max(with GB10・with GB300を含む)があり、ISV認定と保守サービスを備えています。

日本のオンラインストアで価格が表示されているのはDell Pro Max with GB10(2,140,820円)とwith GB300(30,376,739円)で(税込・配送料込、2026年9月現在)、ほかの製品は販売構成により価格が異なります。構成を決める前に、Dell日本の見積り・購入相談で対象製品と価格を確かめることをおすすめします。

編集部評価の詳細

Dell Pro Precision & Dell Pro Maxは、公式の情報をもとに編集部が4軸で評価しました。 各項目の判断根拠を以下に記載します。

使いやすさ

使い始めやすさ・分かりやすさ

4.1 / 5.0

旧ページ(Dell Precision)の4.1をそのまま引き継いでいます。ノートパソコン、デスクトップ、タワー、ラックから用途に合わせて選ぶ製品構成が続いているためです(Dell日本の製品紹介ページ)。

機能

できることの幅・用途への合い方

4.5 / 5.0

旧ページの4.4から+0.1の4.5にしました。Dell Pro Precision 9 T6は最大86コアのXeon 600、最大4TBのDDR5メモリー、最大15個のPCIeスロットに対応し、300WのGPUを最大5基まで積めて、旧ページで紹介したデュアルGPU構成より搭載できるGPUの数が増えたためです(Dell日本の発表資料)。

サポート

問い合わせ先・情報の多さ

4.4 / 5.0

旧ページの4.4をそのまま引き継いでいます。販売とサポートの窓口が同じDell日本で、ProSupportなどの保守サービスを製品ページで選べるためです。

コスパ

価格と中身の釣り合い

3.8 / 5.0

旧ページの3.8をそのまま引き継いでいます。Dell日本のオンラインストアで価格が表示されているのはDell Pro Max with GB10とwith GB300だけで、旧ページの価格帯と比べられる構成の公式価格がないためです(2026年9月現在)。

評価基準の全体像は 評価について をご覧ください。