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Synology vs QNAP の違いを比較(建築事務所NAS)

使いやすいOSと安定性の Synology と、多機能・拡張性・コスパの QNAP。建築・3DCG事務所のデータ共有でどちらを選ぶべきか編集部が解説します。

一目で比較

Synology NAS項目QNAP NAS
4.1 / 5.0 総合評価 3.9 / 5.0
オープン価格(製品により変動)価格モデルにより異なる(QNAP公式ストアで販売)
買い切り 料金体系 買い切り
Windows / macOS / Linux / Web対応OSWindows / macOS / Linux
完全対応 日本語対応 完全対応

評価の詳細

使いやすさ
Synology NAS 4.2
QNAP NAS 3.6
機能
Synology NAS 4.3
QNAP NAS 4.4
サポート
Synology NAS 4.2
QNAP NAS 3.9
コスパ
Synology NAS 3.9
QNAP NAS 3.9

差が0.3以上ある項目で、優れている側を青にしています。

どちらを選ぶべきか

Synology NASを選ぶなら

シンプルな共有・バックアップ・安定運用を重視するなら Synology

QNAP NASを選ぶなら

多機能・拡張性・仮想化やコスパを重視するなら QNAP

はじめに

制作データの共有・バックアップに使うNASの2大ブランドが「Synology」と「QNAP」です。どちらも建築・3DCG事務所で人気ですが、思想が異なります。本記事では編集部の実務目線で、どちらをどんな現場が選ぶべきかを整理します。

性格の違い

Synology

使いやすいOS(DSM)と安定性が魅力です。共有フォルダ・自動バックアップ・スナップショット(世代管理)が直感的に設定でき、初めての導入でも運用しやすいのが強みです。シンプルに「チームでデータを共有・バックアップしたい」用途で完成度が高く、トラブルが少ないと評価されています。

QNAP

多機能・拡張性・コストパフォーマンスが魅力です。仮想化・アプリの自由度が高く、マルチギガビット対応や上位モデルのZFS採用など、機能を使い込みたい現場に向きます。同価格帯ではスペックが高めなことが多く、拡張前提で構成したい場合に強みがあります。

価格・ライセンスの比較

NAS本体は買い切りで、ディスクは別売が基本です(QNAP は公式ストアでドライブ搭載済みのCTOモデルも販売)。同価格帯では QNAP がスペック高めの傾向、Synology は完成度・安定性で選ばれる傾向です。最新の価格・モデルは各公式・販売店で確認してください(2026年9月時点)。

特性の比較

観点SynologyQNAP
OSの使いやすさ◎○
安定性・トラブルの少なさ◎○
多機能・拡張性○◎
仮想化・アプリの自由度○◎
同価格帯のスペック○◎
バックアップ機能の完成度◎○

Synology は使いやすさ・安定、QNAP は多機能・拡張性・コスパが強みです。

運用のポイント

  • どちらも RAIDは冗長化であってバックアップではないため、別メディア/クラウドへの二重バックアップ(3-2-1ルール)が前提
  • 大容量の3DCG・映像を頻繁にやり取りするなら 10GbE対応(本体・スイッチ・PC側すべて)を確認

編集部の判定

Synology がおすすめの現場

  • シンプルに共有・バックアップしたい
  • 専任のIT担当がいない・運用の手間を抑えたい
  • 安定性・トラブルの少なさを最優先

QNAP がおすすめの現場

  • 多機能・拡張性を活かして使い込みたい
  • 仮想化・マルチギガなど機能をフルに使いたい
  • 同価格でスペックを取りたい

まとめ

「使いやすさ・安定」なら Synology、「多機能・拡張・コスパ」なら QNAP が王道です。運用の手間を抑えたいか、機能を使い込みたいかで選ぶのが失敗しないコツです。NAS全体の比較は 制作データ向けNAS比較ランキング もご覧ください。