Synology DS1525+は、Synology(台湾)が提供する5ベイのNAS(ネットワーク接続ストレージ)です。
2025年5月7日にSynologyがDS1825+と同時に発表した、DS1522+の後継モデルです。CPUを4コアのAMD Ryzen V1500Bに、LANを2.5GbE×2に変え、10GbEへのアップグレードにも引き続き対応しています。
DS1525neo+は、メモリを4GB DDR4 non-ECCにした廉価版で、製品ページはDS1525+と共通です。
Synology DS1525+とは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Synology DiskStation DS1525+ |
| メーカー | Synology(台湾) |
| カテゴリ | ハードウェア / NAS |
| CPU | AMD Ryzen V1500B(4コア / 8スレッド、2.2GHz) |
| OS | DSM |
| 価格帯 | 公式サイトに価格の掲載なし(販売店により異なる) |
| 公式サイト | synology.com/ja-jp/products/DS1525+ |
Synology DS1525+は、3.5インチ(2.5インチSSD互換)×5ベイとM.2 2280 NVMe×2を備えたNASです。メモリは8GB DDR4 ECCを標準で搭載し、最大32GBまで増やせます。拡張ユニットDX525を2台つなぐと、最大15ベイになります。
日本では、Synologyのパートナーと販売代理店を通じて販売されています。日本のダイレクトパートナーには株式会社アスクが載っており、アスクの製品ページでは発売時期が2025年5月8日です(2026年9月現在)。
料金プラン・ライセンス形態
DS1525+は買い切り型のハードウェア製品です。Synologyは日本で価格を公表しておらず、価格は販売店ごとに異なります(2026年9月現在)。
| 構成例 | 価格 | 内容 |
|---|---|---|
| DS1525+本体 | 販売店により異なる | 8GB DDR4 ECC標準 |
| DS1525neo+本体 | 販売店により異なる | 4GB DDR4 non-ECC標準 |
| 10GbEアップグレードモジュール(E10G22-T1-Mini) | 販売店により異なる | 10GbE RJ-45を追加 |
| DX525拡張ユニット×2 | 販売店により異なる | 10ベイ追加(最大15ベイ) |
| EW201 | 販売店により異なる | 保証を3年から5年に延長 |
アスクの製品ページにも価格の記載はありません。購入時は販売店の価格を確認してください。
動作環境・システム要件
| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen V1500B(4コア / 8スレッド、2.2GHz) |
| メモリ | 8GB DDR4 ECC(最大32GB、SO-DIMM×2) |
| ドライブベイ | 3.5” SATA HDD / 2.5” SATA SSD×5 |
| M.2スロット | M.2 2280 NVMe×2 |
| ネットワーク | 2.5GbE×2(E10G22-T1-Miniで10GbEを追加可能) |
| USB | USB 3.2 Gen1×2 |
| 拡張 | DX525×2で最大15ベイ(USB Type-C接続の拡張ポート×2) |
| 外寸・重量 | 166×230×223mm・2.67kg |
| 消費電力 | 44.56W(アクセス時)/ 13.63W(HDDハイバネーション時) |
| 保証 | 3年(EW201で5年に延長可能) |
実務上のポイントとして、LANポートはDS1522+の1GbE×4から2.5GbE×2に変わり、ポート数は半分、1ポートあたりの速度は2.5倍になりました。10GbEが必要な場合は、PCIe Gen3 x2のネットワークアップグレードスロットにE10G22-T1-Miniを追加します。Synologyは「互換性のあるドライブに対してのみ、完全な機能性、信頼性、およびパフォーマンスを保証します」としているため、ドライブは公式の互換性を確認して選ぶ必要があります。
Synology DS1525+の4つの特徴
1. DX525×2による最大15ベイへの拡張
拡張ユニットDX525を2台つなぐと、本体の5ベイと合わせて最大15ベイになります。拡張ポートはUSB Type-C×2で、DS1522+のeSATA接続から変わりました。
2. 4コア / 8スレッドのCPUと8GB ECCメモリ
CPUは、DS1522+のRyzen R1600(2コア / 4スレッド)からRyzen V1500B(4コア / 8スレッド、2.2GHz)に変わりました。メモリは8GB DDR4 ECCを標準で搭載し、最大32GB(16GB×2)まで増やせます。
3. 2.5GbE×2と10GbEへのアップグレード
LANは2.5GbE×2を標準で備え、E10G22-T1-Miniで10GbEを追加できます。Synologyの発表では、DS1525+はSMBのシーケンシャルで最大1,181MB/s(読み取り)、1,180MB/s(書き込み)を記録しています。
4. M.2 NVMe×2と5ベイの筐体
M.2 2280 NVMeスロット×2を備えています。本体の外寸は166×230×223mm、重量は2.67kgで、動作音は22.60dB(A)です。
Synology DS1525+の良い点・気になる点(編集部のまとめ)
公式の仕様と発表をもとにまとめています(2026年9月現在)。
良い点
- CPUが4コア / 8スレッドになりました。
- LANが標準で2.5GbE×2になり、10GbEへのアップグレードにも引き続き対応しています。
- 8GB ECCメモリ、5ベイ+M.2 NVMe×2、最大15ベイの構成はDS1522+と同じです。
- 保証は3年で、EW201で5年に延長できます。
気になる点
- LANポートは1GbE×4から2.5GbE×2になり、ポート数が減りました。
- 拡張ユニットはUSB Type-C接続のDX525で、DS1522+のeSATAポートはありません。
- Synologyは日本で価格を公表しておらず、販売店ごとに価格を確かめる必要があります。
- 完全な機能と性能の保証は、互換性のあるドライブを使った場合に限られます。
まとめ
Synology DS1525+は、Synologyの5ベイNASで、DS1522+の後継モデルです。4コア / 8スレッドのRyzen V1500B、8GB DDR4 ECCメモリ(最大32GB)、2.5GbE×2、M.2 NVMe×2を備え、E10G22-T1-Miniで10GbEを追加でき、DX525×2で最大15ベイまで増やせます。価格は販売店により異なります(2026年9月現在)。
LANのポート数を使った構成を組んでいる場合は、2.5GbE×2への変更を前提に見直してください。