Synology DS925+は、Synology(台湾)が提供する4ベイのNAS(ネットワーク接続ストレージ)です。
2025年4月23日にSynologyが発表した、DS923+の後継モデルです。CPUを4コアのAMD Ryzen V1500Bに、LANを2.5GbE×2に変えています。
DS925neo+は、メモリを4GB DDR4 non-ECCにした廉価版で、製品ページはDS925+と共通です。
Synology DS925+とは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Synology DiskStation DS925+ |
| メーカー | Synology(台湾) |
| カテゴリ | ハードウェア / NAS |
| CPU | AMD Ryzen V1500B(4コア / 8スレッド、2.2GHz) |
| OS | DSM |
| 価格帯 | 公式サイトに価格の掲載なし(販売店により異なる) |
| 公式サイト | synology.com/ja-jp/products/DS925+ |
Synology DS925+は、3.5インチ(2.5インチSSD互換)×4ベイとM.2 2280 NVMe×2を備えたNASです。メモリは4GB DDR4 ECCで、最大32GBまで増やせます。拡張ユニットDX525を1台つなぐと、最大9ベイになります。
日本では、Synologyのパートナーと販売代理店を通じて販売されています。日本のダイレクトパートナーには株式会社アスクが載っており、アスクの製品ページでは発売時期が2025年4月24日です(2026年9月現在)。
料金プラン・ライセンス形態
DS925+は買い切り型のハードウェア製品です。Synologyは日本で価格を公表しておらず、価格は販売店ごとに異なります(2026年9月現在)。
| 構成例 | 価格 | 内容 |
|---|---|---|
| DS925+本体 | 販売店により異なる | 4GB DDR4 ECC標準 |
| DS925neo+本体 | 販売店により異なる | 4GB DDR4 non-ECC標準 |
| DX525拡張ユニット | 販売店により異なる | 5ベイ追加(最大9ベイ) |
| EW201 | 販売店により異なる | 保証を3年から5年に延長 |
アスクの製品ページにも価格の記載はありません。購入時は販売店の価格を確認してください。
動作環境・システム要件
| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen V1500B(4コア / 8スレッド、2.2GHz) |
| メモリ | 4GB DDR4 ECC(最大32GB、SO-DIMM×2) |
| ドライブベイ | 3.5” SATA HDD / 2.5” SATA SSD×4 |
| M.2スロット | M.2 2280 NVMe×2 |
| ネットワーク | 2.5GbE×2 |
| USB | USB 3.2 Gen1×2 |
| 拡張 | DX525×1で最大9ベイ(USB Type-C接続) |
| 外寸・重量 | 166×199×223mm・2.26kg |
| 消費電力 | 37.91W(アクセス時)/ 12.33W(HDDハイバネーション時) |
| 保証 | 3年(EW201で5年に延長可能) |
実務上のポイントとして、DS925+の仕様には、DS923+にあった10GbEアップグレードモジュール(E10G22-T1-Mini)用のスロットがなく、ネットワークは2.5GbE×2までです。また、Synologyは「互換性のあるドライブに対してのみ、完全な機能性、信頼性、およびパフォーマンスを保証します」としているため、ドライブは公式の互換性を確認して選ぶ必要があります。
Synology DS925+の4つの特徴
1. 4コア / 8スレッドのAMD Ryzen V1500B
CPUは、DS923+のRyzen R1600(2コア / 4スレッド)からRyzen V1500B(4コア / 8スレッド、2.2GHz)に変わりました。Synologyの発表では、事前設定済みの状態で前世代機と比べ、SMBのダウンロードは149%、アップロードは150%高速化し、リードは131%、ライトは150%向上しています。
2. 標準で2.5GbE×2
LANポートは2.5GbE×2で、DS923+の1GbE×2から1ポートあたりの速度が2.5倍になりました。追加の部品なしで2.5GbEの環境につなげます。
3. ECCメモリとM.2 NVMe×2
4GB DDR4 ECCメモリを標準で搭載し、最大32GB(16GB×2)まで増やせます。M.2 2280 NVMeスロット×2は、オールフラッシュのストレージプールかSSDキャッシュの作成に使えます。
4. DX525による最大9ベイへの拡張
拡張ユニットDX525を1台つなぐと、本体の4ベイと合わせて最大9ベイになります。拡張ポートはUSB Type-Cで、DS923+のDX517(eSATA接続)とは接続方式が異なります。
Synology DS925+の良い点・気になる点(編集部のまとめ)
公式の仕様と発表をもとにまとめています(2026年9月現在)。
良い点
- CPUが4コア / 8スレッドになり、Synologyの発表では前世代機よりSMBのダウンロードが149%、アップロードが150%高速化しています。
- LANが標準で2.5GbE×2になりました。
- ECCメモリ、M.2 NVMe×2、最大9ベイの構成はDS923+と同じです。
- 保証は3年で、EW201で5年に延長できます。
気になる点
- 10GbEアップグレード用のスロットがなく、ネットワークは2.5GbEまでです。
- 拡張ユニットはUSB Type-C接続のDX525で、DS923+のDX517とは接続方式が異なります。
- Synologyは日本で価格を公表しておらず、販売店ごとに価格を確かめる必要があります。
- 完全な機能と性能の保証は、互換性のあるドライブを使った場合に限られます。
まとめ
Synology DS925+は、Synologyの4ベイNASで、DS923+の後継モデルです。4コア / 8スレッドのRyzen V1500B、4GB DDR4 ECCメモリ(最大32GB)、2.5GbE×2、M.2 NVMe×2を備え、DX525で最大9ベイまで増やせます。価格は販売店により異なります(2026年9月現在)。
10GbEで運用する予定がある場合は、DS925+では10GbEを追加できない点に注意してください。