BUFFALO LinkStationシリーズは、株式会社バッファロー(日本)が提供する個人・SOHO向けNAS(ネットワーク接続ストレージ)です。
写真・動画データのバックアップ・ファイル共有・外出先からのリモートアクセスなどに活用できます。
HDD搭載済みモデルを中心とした、簡単導入のコンセプトのNASです。
BUFFALO LinkStationシリーズとは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | BUFFALO LinkStation シリーズ |
| メーカー | 株式会社バッファロー(日本・名古屋市) |
| カテゴリ | ハードウェア / NAS |
| 主要シリーズ | LS210DG / LS710D / LS220DG / LS720D / LS411DX |
| 対応OS | Windows / macOS / iOS / Android |
| 価格帯 | 1ベイ34,870円〜89,540円、2ベイ47,630円〜176,880円(いずれも希望小売価格・税込)(2026年9月現在) |
| 公式サイト | buffalo.jp |
BUFFALO LinkStationは、個人・SOHO向けの低価格NASシリーズです。現行ラインナップには1ベイのLS210DG・LS710D・LS411DX、2ベイのLS220DG・LS720Dがあり、用途に応じたベイ数を選択できます。
SynologyやQNAPのディスクレスモデルとは異なり、HDD搭載済みで販売されるモデルが中心です。箱から出してLANケーブルを接続するだけで運用を開始でき、NAS導入のハードルを大幅に下げています(2026年9月現在)。
料金プラン・ライセンス形態
LinkStationは買い切り型のハードウェア製品です。サブスクリプション費用は発生しません(2026年9月現在)。
| シリーズ | 希望小売価格(税込) | ベイ数 | 対象 |
|---|---|---|---|
| LS210DG / LS710D | 34,870円〜89,540円 | 1ベイ | 個人・家庭 |
| LS220DG / LS720D | 47,630円〜176,880円 | 2ベイ | 個人・SOHO |
LinkStationはHDD交換の自由度が低いモデルもあるため、拡張性を重視する場合は事前確認が必要です。
動作環境・システム要件
| 項目 | 1ベイ(LS210DG / LS710D) | 2ベイ(LS220DG / LS720D) |
|---|---|---|
| ネットワーク | 1GbE×1(LS710Dは2.5GbE×1) | 1GbE×1(LS720Dは2.5GbE×1) |
| RAID | 非対応 | RAID 0/1 |
| USB | USB 2.0×1(LS710DはUSB 3.2 Gen1×2+USB 2.0×1) | USB 2.0×1(LS720DはUSB 3.2 Gen1×2+USB 2.0×1) |
| 管理方法 | Webブラウザ / NAS Navigator | Webブラウザ / NAS Navigator |
| リモートアクセス | WebAccess対応 | WebAccess対応 |
実務上のポイントとして、LS210DG・LS220DGは1GbE接続のため転送速度は最大約110MB/sです(LS710D・LS720Dは2.5GbE対応)。4K映像素材など大容量ファイルを頻繁に扱う場合は、10GbE対応のNASの検討をおすすめします。
BUFFALO LinkStationの4つの特徴
1. HDD搭載済みの簡単セットアップ
LinkStationはHDD搭載済みモデルが中心です。LANケーブルを接続し、NAS Navigatorで初期設定するだけで15分程度で運用開始できます。HDD選定・装着・フォーマットの手順が不要なため、IT知識が少ないユーザーでも安心して導入できます。
2. 国内メーカーの日本語サポート
バッファローは日本語の電話サポート・チャットサポート・出張設定サービスを提供しています。マニュアルも全て日本語で用意されており、トラブル時の安心感が大きな強みです。
3. WebAccessによるリモートファイルアクセス
WebAccess機能により、外出先からインターネット経由でNAS上のファイルにアクセスできます。スマートフォンアプリも提供されており、現場からの写真アップロードや、外出先でのファイル確認が可能です。VPN設定不要で手軽にリモートアクセス環境を構築できます。
4. スマートフォンアプリとの連携
専用アプリ「SmartPhone Navigator」で、スマートフォンからNASの管理・操作が可能です。写真・動画の自動バックアップ機能も搭載されており、撮影したデータを自動でNASに保存できます。
BUFFALO LinkStationを編集部が使ってみました
BUFFALO LinkStationは、編集部が小規模オフィスのファイル共有環境として検証したNAS製品です。LS510(2ベイ)モデルのセットアップは非常に簡単で、NAS Navigator上での操作のみで10分程度で共有フォルダの運用を開始できました。
コスト面では2ベイのLS220DGが47,630円〜94,160円(HDD込み・希望小売価格・税込)です。HDD選定の手間がない分、導入の負担は抑えられます。
制約として、管理画面の機能が限定的です。Docker対応・仮想マシン・詳細なバックアップスケジュール設定などは利用できません。高度なカスタマイズが必要な場合はSynologyやQNAPが適しています。
IT専任者がいない個人事務所やSOHOで、手軽にファイル共有とバックアップ環境を構築したい方におすすめです。
BUFFALO LinkStationの良い点・気になる点(編集部のまとめ)
良い点
- HDD搭載済みでセットアップが非常に簡単だったと高く評価されています。
- 日本語マニュアルと電話サポートが充実しており、NAS初心者でも安心して使えると好評です。
- WebAccessによるリモートアクセスがVPN不要で手軽だと支持されています。
- 個人のスマートフォン写真バックアップ用途として、自動同期機能が便利だと歓迎されています。
気になる点
- 1GbE接続のため、大容量ファイルの転送速度に不満があるとの声が挙がります。
- 管理画面の機能が限定的で、拡張性が物足りないとの指摘があります。
- HDD交換が容易でないモデルがあり、故障時の対応に不安を感じるとの意見があります。
まとめ
BUFFALO LinkStationシリーズは、バッファローが提供する個人・SOHO向けNASです。HDD搭載済みの簡単セットアップ・国内メーカーの日本語サポート・WebAccessリモートアクセス・スマートフォン連携を特徴とし、1ベイ34,870円〜2ベイ176,880円(希望小売価格・税込)で展開されています。
手軽なファイル共有とバックアップ環境を求める個人・SOHOにとって、導入ハードルの低さと国内サポートの安心感を兼ね備えたNASです。