はじめに
意匠・住宅系のBIMで「ARCHITREND ZERO か ArchiCAD か」は、国内実務か国際標準かの比較です。ARCHITREND ZERO は国産の住宅特化、ArchiCAD は国際的なBIMです。本記事では編集部の実務目線で、どちらをどんな人が選ぶべきかを整理します。
性格の違い
ARCHITREND ZERO
日本の住宅実務に最適化された国産BIM/CADです(福井コンピュータ)。意匠・構造・確認申請・積算・プレゼンまでを一気通貫で扱え、日本の木造住宅・法規・国内建材に強みがあります。国内の住宅会社・工務店・設計事務所での実績が厚く、日本の実務フローに沿って運用できます。
ArchiCAD
意匠設計に直感的な国際的BIMです(グラフィソフト)。OPEN BIM(IFC)・3D表現・他ソフト連携に強く、Mac/Windows両対応。デザイン・国際標準のワークフローを重視する意匠設計事務所に向きます。
価格・ライセンスの比較
- ARCHITREND ZERO: 国産ソフトのライセンス(販売・保守は福井コンピュータ/代理店)
- ArchiCAD: サブスクリプション(年額の高額帯)
最新の価格・条件は公式・代理店で確認してください(2026年6月時点)。
特性の比較
| 観点 | ARCHITREND ZERO | ArchiCAD |
|---|---|---|
| 日本の住宅・木造 | ◎ | ○ |
| 確認申請・積算 | ◎ | ○ |
| 意匠デザイン・3D表現 | ○ | ◎ |
| 国際標準・OPEN BIM | △ | ◎ |
| Mac対応 | △ | ◎ |
| 国内実務フロー適合 | ◎ | ○ |
ARCHITREND ZERO は日本の住宅実務・確認申請・積算、ArchiCAD は意匠・国際標準・Macが強みです。
編集部の判定
ARCHITREND ZERO がおすすめの人・組織
- 日本の住宅設計(木造・在来)が中心
- 確認申請・積算・プレゼンまで一気通貫で行いたい
- 国内の住宅会社・工務店・国産サポートを重視する
ArchiCAD がおすすめの人・組織
- 意匠デザイン・3D表現・国際標準を重視する
- OPEN BIM(IFC)・Mac環境で運用したい
- 海外案件・デザイン系の事務所
まとめ
「日本の住宅実務・確認申請・積算」なら ARCHITREND ZERO、「意匠・国際標準・Mac」なら ArchiCAD が王道です。国内住宅の実務適合か、デザイン・国際標準かで選ぶのが失敗しないコツです。BIMソフト全体は 法人導入向けBIMソフト比較 もご覧ください。
DB · Architecture Software