はじめに
BIMソフトで「GLOOBE か Revit か」は、国内実務適合か、大規模・多分野統合かの比較です。GLOOBE は福井コンピュータアーキテクトの国産BIM、Revit は Autodesk のBIMです。本記事では編集部の実務目線で、どちらをどんな人が選ぶべきかを整理します。
性格の違い
GLOOBE
日本の建築実務に最適化された国産BIMです(福井コンピュータアーキテクト)。日本の法規・確認申請・積算・国内建材への適合に強く、国内の設計事務所・建設会社の実務フローに沿った機能が充実しています。日本の制度・実務を前提にBIMを運用したい組織に向きます。
Revit
大規模・多分野統合向けのBIMです(Autodesk)。意匠だけでなく**構造・設備(MEP)**を同一プラットフォームで扱え、ファミリによる標準化・自動化、大規模・海外案件に強みがあります。ゼネコン・組織設計事務所で広く使われます(Windows専用)。
価格・ライセンスの比較
- GLOOBE: 買い切り(基本 780,000円)と年額使用権(基本 180,000円/年)から選べる(いずれも税別)。購入の場合、最新版の提供には保守サービスの契約が必要
- Revit: サブスクリプション(高額帯)。AEC Collection に含めて導入も
最新の価格・条件は公式・代理店で確認してください(2026年9月時点)。
特性の比較
| 観点 | GLOOBE | Revit |
|---|---|---|
| 日本の法規・確認申請 | ◎ | ○ |
| 積算・国内建材 | ◎ | ○ |
| 大規模・多分野統合(MEP) | ○ | ◎ |
| パラメトリック・標準化 | ○ | ◎ |
| 海外案件 | △ | ◎ |
| 国内実務フロー適合 | ◎ | ○ |
GLOOBE は日本の法規・確認申請・積算、Revit は大規模・多分野統合・海外案件が強みです。
編集部の判定
GLOOBE がおすすめの人・組織
- 日本の法規・確認申請・積算への適合を重視する
- 国内の設計事務所・建設会社の実務フロー中心
- 国産・国内サポートを重視する
Revit がおすすめの人・組織
- **大規模案件・多分野統合(構造・設備)**が必要
- 求人・海外案件を重視する
- パラメトリック・標準化を活かしたい
まとめ
「日本の法規・確認申請・積算」なら GLOOBE、「大規模・多分野統合・海外案件」なら Revit が王道です。国内実務適合か、大規模統合かで選ぶのが失敗しないコツです。BIMソフト全体は 法人導入向けBIMソフト比較 もご覧ください。