はじめに
DWG系CADで「BricsCAD か AutoCAD か」は、コストか安心感かの比較です。BricsCAD はDWG互換でコストを抑えやすく、AutoCAD はDWGの本家です。本記事では編集部の実務目線で、どちらをどんな人が選ぶべきかを整理します。
性格の違い
BricsCAD
DWG互換の汎用CADで、AutoCADの代替として使えるソフトです(Bricsys/Octave傘下)。馴染みのある操作・DWGの読み書きに対応しつつ、買い切り(永久)ライセンスも選べ、コストを抑えたい現場に向きます。2D作図に加え、3D・BIM機能を備えるエディションもあります。
AutoCAD
DWG形式の本家のCADです(Autodesk)。互換性・サポート・周辺ツール・求人・情報の豊富さから定番として使われており、他社・他分野とのデータのやり取りで安心感があります。サブスクリプションで提供され、現在は AutoCAD と AutoCAD Plus の2プランです。
価格・ライセンスの比較
- BricsCAD: 買い切り(永続)+サブスクの選択肢。AutoCADより抑えた価格帯
- AutoCAD: サブスクリプション(年額73,700円〜、税込)
最新の価格・プランは公式・代理店で確認してください(2026年9月時点)。
特性の比較
| 観点 | BricsCAD | AutoCAD |
|---|---|---|
| DWG互換 | ◎ | ◎(本家) |
| コスト・買い切り | ◎ | △(サブスク中心) |
| 定番としての安心感 | ○ | ◎ |
| サポート・周辺ツール | ○ | ◎ |
| 情報・求人 | ○ | ◎ |
| 3D・BIM機能 | ○ | ○ |
BricsCAD はDWG互換+コスト・買い切り、AutoCAD は定番としての安心感・サポート・周辺の広さが強みです。
編集部の判定
BricsCAD がおすすめの人
- DWG互換を保ちつつコストを抑えたい
- 買い切りライセンスを選びたい
- AutoCADに近い操作で乗り換えたい
AutoCAD がおすすめの人
- DWGの本家としての互換性の安心を最優先する
- サポート・周辺ツール・情報の多さを重視する
- 他社・他分野との連携が多い
まとめ
「DWG互換+コスト・買い切り」なら BricsCAD、「DWGの本家・安心・周辺の広さ」なら AutoCAD が王道です。取引先のデータ形式(DWG)と、コスト・安心感のどちらを重視するかで選ぶのが失敗しないコツです。CADソフト全体は 建築CADソフト比較ランキング もご覧ください。